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白い顔と長い髪、隣の黄色いジャケット。

ちょっと待てと、友人が言った。
急に怖い顔つきになって、AMIのところへ歩み寄る。もう店が終わって、みんなが着替え始めているところで、俺はいったい何事だろうと思った。
俺はそのとき、六本木のマックの店員は外国人しかいない、というような話をしていたが、友人は俺の背中に視線を移してあまり集中して聞いてくれない。ここにいる人はみんなフィリピン人なのに、六本木、外国人、というようなことを言っていたので、デリカシーがないな、というふうに思われて、アイコンタクトでそんな話はよせ、と言っているのだと思ったが違った。
友人がAMIの横に座って、お前ソレ止めろって言っただろと強い口調で言っている。AMIのバッグから、緑色をしたパッケージがはみ出していて、AMIはそれを隠そうとしている。
ダイエット用の薬だが、続けて飲むと精神的な効果が出てくる。つまり、気分が高揚してきて、ドラッグのような効果が出る。ドラッグを服用すると食欲がなくなるが、AMIが持っているのは目的こそ違うが、効果は同じものだった。合法かどうかはわからないが、中国の薬なので、ひょっとしたらブラックマーケットなどで流通しているものかも知れない。
友人はAMIに、よく言い聞かせていて、AMIはニコニコしながらそれを聞いている。俺はそれを、頬杖をつきながら眺めていた。

今日はとても調子が良い日だった。友人は、とても疲れてしまう用事をしなければならないため都内へ出かけた。午後2時くらいに部屋を出ようとしたら、小雨が降っている。
友人はたぶん、とても疲れて何もする気力がなくなっているだろうから、俺が先に買い物を済ませようと出かけた。
雨が降っていたのでバスに乗る。バスにはあまり人が乗っていなかったが、一組の男女がずっと何かを話している。
電車に乗って駅に着くと友人から、4時半くらいに到着するとメールが入る。俺はそれに合わせて買い物をしておこうと思ったが、5時になってしまうと追伸がきて、結局友人が到着してから買い物をした。空は灰色をしていて、雨が少しだけ強くなっている。
買い物をしたら、早速友人の部屋に向かって酒を飲む。友人はシャワーを浴びて、こたつに入り、ぐったりとしている。睡魔はないと言うので、きっと大丈夫だろうと思った。
時間が来ると、やはりタクシーを呼んで駅前に行く。さっきも買い物をするために来た場所だ。

友人が店に電話をしている。ママさんが出て、今日は3組くらい客が入っていると言っている。多い日だ。
店に到着する。いつも扉を開けるときは緊張すると友人が言っている。俺も同感だ。
ママさんは黄色いジャケットを着ている。野球のユニフォームを着た客が一組いる。俺と友人のテーブルは空けられている。
隣のテーブルに、いつものおじいちゃんが座っていて、すでに顔見知りになっているのでニコニコしながら挨拶を交わす。
向かいの席に、いつかのギャンブル好きなおじさんが座っていた。俺がいとこの食事をしてからこの店に来たときにいた客だ。
トイレを出たときにすれ違って、ああ、あんたか、元気にやってるんだな、とそのギャンブル好きなおじさんと挨拶を交わす。こういうサラリとした会話が好きだ。まるで、全く違うエリアでギャンブルをしていて、偶然再会したときに交わすやり取りのような感覚だ。死して屍、拾うもの無し。ちょっと大袈裟だが、彼のなかにはきっとそういう心理が働いているのだろう。

昨日から寝ていないと、KANAが言った。
昨日店が終わったあとカラオケに行って、その足で東京に行き、テレビ番組の撮影に偶然出くわして、ココリコの遠藤を見たと言って喜んでいる。はしゃいでたら、邪険にされてしまったとニコニコしながら話していた。
友人は真面目な人、俺も真面目だが酔っ払うとちょっと大変ね、と言った。AMIが、先週のことを話しだした。俺はほとんど覚えていない。
店は、壁のすべてが鏡になっている。俺はトイレに行くと言って席を立ち、その鏡に向かってドアを開ける仕草をしながら、なんで開かないんだろうと小首をかしげていたらしい。当然だが俺は顔を隠して頭を抱えて聞いている。絶対に忘れないよ、とAMIが言う。
飲みすぎるとすぐに記憶がなくなっちゃうんだよとエクスキューズすると、KANAが私もそうよとフォローしてくれた。
AMIが、あまり酔っ払わないようにと言いながら焼酎の量を減らしている。
ここに来る前の友人宅で、毎週記憶がリセットされてるみたいなもんだよね、と友人に言った。俺の記憶がリセットされても、向こうの記憶はリセットされないところが難点だが。
友人が、誕生日の話を始めた。俺が前にKANAの誕生日を聞いておかないと、と言っていたことを覚えていてくれて、きっと気を遣ってくれたのだ。
AMIと俺と友人は偶然にも2月が誕生日だ。KANAの誕生日はいつだっけ?と友人が聞いた。もう過ぎちゃったんだよー、9月、と答えた。何日だっけ?と聞くと答えてくれた。俺と友人はその頃まだ店に来ていない。
なかなか誕生日とか、そういうことを聞けないでいたのは、俺が酔っ払って知らないうちに実は聞いていて、忘れているかも知れなかったからだ。前にも教えたでしょうと言われるのが怖かった。
誕生日の前に、とKANAが言った。誕生日の前にバレンタインがあるでしょう。そういったことで、2月は非常にイベントが多い。実はママさんの誕生日も2月だし、フィリピン文化でのバレンタインデーは、男性から女性へプレゼントをする。

今日は、誰かが帰るとすぐに次の客が入る。店のメンバーも大忙しだ。
俺はあまり、会話が出来ない。みんなが忙しいからということもあるが、俺自身があまりいいニュアンスが思い浮かばないことが大きな理由で、なんだか冴えないな、という感じだ。

フィリピンから戻ってきたYUKIが、俺のテーブルにあったグラスを交換するときに、私の弟、と言ってニコニコしていた。この店のなかでは文句なしに最年少だから、かわいいとか弟とか、そういうことをよく言われる。見かけもぼんやりしていて緩いし、頼りなさそうに映る所為もある。いやどちらかと言えば後者のほうがきっと強いと思う。前に店が終わったあとのご飯の席で俺が調子が悪くてはきそうなときKANAに、あなた弱そうだもんねと言われたことがあって正直ショックだった。

隣の客のおじいちゃんが、やたらと話しかけてきて大変だった。当然だが俺はおじいちゃんに会いにここに来ているわけではない。あんたたちのことが俺は好きだ、礼儀もしっかりしているし、若いし、というようなことを繰り返し言っている。仕舞いには頼れるのは親類でも家族でもない、友人だというような自論を語って説教をし出す。適当な相槌を打って右から左に流す。
KANAがその間に座る。
おじいちゃんがKANAのことを、まるで男みたいな性格だと言っている。イエスノーがはっきりしていて、竹を割ったような性格をしていると言う。KANAは何をどう聞き間違えたのか、竹って食べれるの?というコントみたいなことを言っている。それはタケノコのことだろう。

KEIが俺と友人のテーブルに座った。
珍しく酔っ払っているようで、ずっと笑っている。
どっちが良い?と聞く。酔っていないとずっと暗いままだからね、と頭を垂れて見せる。
何の流れか知らないが、友人が突然、俺を指してコイツはホストやってるんだよ、と言い出した。なんでそんなどうしようもない嘘をつくんだろうと思いつつも、そうそう、と流れに乗ってみる。
KEIが本当に信じて、どこでやってるの?と聞いてきて、友人がこの近くと言った。俺はこの近くにあるホストクラブを知らないので、違うよ別のところだよと誤魔化した。
KEIがホスト自論を始めた。ホストは大変なんだよ?君の瞳になんちゅら・・・みたいな恥ずかしいセリフを平気な顔で言うんだよ。
いったいどこでそんな変な日本語を覚えてくるんだろう。
明るい今のほうが好きだよとKEIの眼を見て言ったが、照れているのか馬鹿にしているのか笑われてしまった。

相変わらず、友人とAMIは仲が良い。普段から連絡を取り合うようになっている。
友人が都内に出かけているときにも、友人の携帯にAMIからメールが来たと言ってその内容を教えてくれた。
友人の車で、一緒に行った友達がいて、助手席に座ってる人は眠ってるよ、と友人はメールを返したが、AMIから、誰?女?と怒りマークがついて返ってきて焦ったと言っている。
AMIは普段、日本語でメールをするが、時間がないときは全部英語になる。なんて書いてあるんだろう?とたまに友人は困ったりするがしようがない。

先週の水曜日くらいに友人から、AMIから変なメールがきた、とメールが転送されてきた。元気?私風邪ひいたみたい。(友人からは)メールあまりないね、私もあまりメール返さないし返事もしないからね、というネガティブな内容だった。俺は、病気になって弱まっているだけだよ、きっと、と返した。
電話をしたいが、電話番号がわからないと言う。お前はKANAの番号を知ってるか?
俺は、これはきっと俺がKANAに電話をしてAMIに取り次いでもらうことを考えているなと思ったので、知っているけど電話はしないほうがいいよと返したが、かなりへこんでいるらしいのでどうしようと思った。
でも次の日、何故か怒っている。理由を聞くと、あれだけのこと(毎週行ったりプレゼントをしたり)をしているのに、メールを返してくれないねとはどういうことだと怒っている。それは違うと思ったが、険悪になりたくなかったのであまり口出ししないでおいた。
すると後で、言い過ぎた、悪かった、さっきのことは忘れてくれとメールが来た。自分で気がついてくれたのでうれしかったが、少し虫が良過ぎるんじゃないかとも思った。
でも、今日はとても仲が良さそうで安心した。
俺は、そろそろ、と思った。そろそろこれは、お店と客という関係を超えてきてしまっている。
それが良い悪いという問題は後回しにしても、例えば何か事情があって店に行けなくなったとして、急にパタっと姿を消すというわけにはいかない状態にはなっている。
KANAに以前、もしも私がフィリピンに帰ったら、あなた一緒に来てくれる?と聞かれたが冗談半分だろうと思って、行くよと答えた。
でもきっと、それも悪くないなと思った。家族とかいろいろな友人とか仕事とか、そういう大変なことを除いた場合だ。

KANAが他の客のテーブルを行ったり来たりして忙しく動き回っている。
ひと段落すると俺の隣に座って、はあゆっくりした、と疲れたため息をついて寝そうになる。
するとまた新しい客が入ってきて、あーまただよと言いながらそこへ行くというようなことを繰り返している。俺はもう客の扱いを受けなくなってきたが、別に嫌な気分ではなかったりする。

いつものおとうちゃんが来た。少しだけ北島三郎に似ている。
俺と友人は、お疲れ様ですと挨拶する。
酔っ払ったKEIが隣につく。おとうちゃんはKEIのお客だ。
実は、俺がおとうちゃんに、今度二次会やろう、と話を持ちかけたらしい。その辺は御多分に漏れず忘却の彼方と言ったところなのだが、友人の話だとそれが今日らしい。どうしようと思っていると、明日も仕事あるからとおとうちゃんが帰ってしまった。
俺がよく酔っ払ってしまうから、ちょっと嫌がられているかも知れない。
(でも一度、俺と友人、AMI、KANA、KEIとおとうちゃんでご飯に行ったことがあった。ずいぶん前だが、おとうちゃんは膝の上にKEIを乗せてずっとニコニコしていた)

今日は、KANAが寝ていなくて相当疲れているから、すぐに帰ろうと思っていたが、それとこれとは話が別、朝まで飲む、と言うので行くことになった。
たまに首がカクっと落ちて寝そうになっているし、みんな目が充血している。
俺は調子が良いわりにはテンションが低かった。体調が良いと冷静になってしまう。
KANAが、俺の隣のテーブルにいたおじいちゃんの客に言われたことを気にしている。別に私、男みたいな性格してないよね?と言い、失礼だよと言うように不機嫌になっている。俺も、ハッキリした性格だなとは感じるが男みたいな性格だと思ったことはない。
カンボジアの野生児少女の話になる。
俺はネットで知ったが、みんなはニュースで見たらしい。友人は見ていないと言う。
(俺はこのとき、別の野生少女と勘違いしていた。俺がネットで見たのは、ウクライナで見つかった少女だった)
やはり今日も、牡蠣鍋と鳥皮はセットだった。俺がトイレに行っている間、友人チャーハンを頼んでいてくれた。少し食べるとお腹が膨れた。
KANAが牡蠣鍋の蓋を開けたり閉めたりして、まだだなとか、牡蠣はひとり一つずつなどと言っている。
KANAとAMIがフィリピン語で会話するときに、AMIが言ったことに対して、KANAが、Oho(オーホ)と言っている。Oo(オーオ)は、英語で言うところのYesだが、Ohoになると、そうです、わかりました、という丁寧語になる。何故敬語みたいになっているんだろうと不思議に思ったが、聞かなかった。
AMIが友人は並んで座っている。ちょっと距離が遠いんじゃない?とAMIが友人に言って近づいたりしている。俺もKANAのほうを見るとニコニコしていたが、なんかそういうのは苦手だ。

またもやタクシーがいない。先客が3人もいる。AMIがトイレに行くと行ってロータリーの公衆トイレに入って行った。その後姿を見て、少し太ったんじゃないかと思った。1週間見ないだけでこんなに変わるのかと驚いたが、昨日も店が終わってカラオケをやったあと松屋で豚丼食べたと言っていたので、そりゃ太るよなと思った。
タクシーが一台帰って来た。先客が乗る。3人とも仲間同士らしく、一緒に乗って帰って行った。よかったね3人一緒で、とKANAが安心している。
すぐにタクシーが来て、じゃあねと手を振って先にKANAたちを乗せた。
待つ俺と友人。すると、イケメンチックな感じの若くて髪の毛を染めた男が後ろに並んだ。タクシーってあんまり来ていないんですか?と聞かれる。
見た目の割りには礼儀の良い人だったので、邪険にすることは憚られた。いつもより少ないね、先週なんて一時間待ったよ。そのイケメン男は、マジっすかと驚く。
隣駅のカラオケ屋に行きたいという。友人と方向が一緒だった。
次のタクシーで、先に友人とイケメン男を乗せてあげた。すみません、ありがとうございますとイケメン。
すぐに次のタクシーが来た。乗って行き先を告げると、今回はすぐにわかってくれた。
珍しくKANAにメールをしてみる。終始眠そうだったので心配だった。

部屋に着くと、友人から電話が鳴った。何事だろうと思ったが、ちゃんと帰れたか?というものだった。いま着いてゆっくりしてるとこだよ。
次の日は9時くらいに目が覚めて、映画を借りたり、韓国料理を作るための鍋を買ったりしたので、3時間くらいしか寝ていない。
そんな頭でぼんやり考えている。友人とAMIは仲が良いが俺とKANAは実はそんなでもなくて、なんでこういうふうになってしまうんだろうと思っている。友人の目にはどういうふうに映っているのかはわからないが、たぶん良く映っているのだと思う。
そういうことを友人に相談していない。俺は自分で何か困ったことがあって、それを解決しようとするとき、すぐに自分のなかで消化してしまうのだ。というか、貯め込んでしまうと言った方が正しくて、当然だがそんなことでは何も解決しない。
そういうこと自体を相談したいが、あまりに漠然としていて、難しい事なので、理解してもらえるかどうかが不安になる。KANAにもそういう話をしたいが、やはり難しくなってしまう。でも、そういうことを考えているということは知ってもらいたい。言葉の壁があるが、どの国でもそういうことで悩む人はいるだろうから、たぶん心配ない。
前は、KANAやAMIから、いろいろなことを学んだ。友人も彼女たちにいろいろなことを教えていたが、俺は何か出来ているのだろうか?むしろ、そういう自体が望まれていないかも知れない。
そういうことはよく考えるが、良い答えが浮かんだことはない。

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