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おい、おっさん!何やってんねん。

木曜日、カテゴリ「俺とPPと友人と」の友人から電話が来て、大事な頼みがある、と言われて待ち合わせする。
また金のことか、と思ったが案の定、金を貸してくれ、と言われた。

ずっと前に、妊娠した妻を持つ友達から、出産費用が足りないから貸してくれ、このままだと消費者金融から借りなくてはならなくなる、と哀願され、まとまった金を貸したことがあった。

友人は、車いじりに金を使って、それからもっと大きな改造するために車屋に自分の車を預け、それが払えなくなったから貸して欲しい、と言うのだ。
自分で自分のことを、ホントどうしようもないヤツだろ俺は、とエクスキューズしていたが、彼の思考回路がいったいどうなっているか疑った。

車の改造をする時点で、金が無くなることなんてわかっていただろう。だったら、そんなこと止めてしまえばいいんだ。
子供を生む金がないから貸してくれ、というのはまだわかる。
車の改造なんて単なる自分の趣味じゃないか。
なんで俺が他人の趣味にかかった金を肩代わりしてあげなければならないんだ。俺はお前の親じゃないんだぞ、何か困ったことがあったら誰かが何とかしてくれると思っている、本当に腹が立った。
俺の銀行口座だって金の成る木じゃないんだぞ、毎日働いてもらってる給料の一部を、なんでお前の趣味なんかに使わなきゃならないんだ、馬鹿馬鹿しくて言葉もないよ、ふざけるな、俺は彼に、今回は力になれないと断った。当然だ。

彼は別の人に金を貸してくれ、と電話をしていた。まるでサラ金から逃げてる冴えないオッサン状態だぜ。
ホイホイうまいこと言って外面は良いみたいだけど、俺からしてみれば、ただの馬鹿だ。言葉も足りないし、重要なことは何も言わないし、そんなことで相手にしてもらえると思ってんのか。
電話をした相手は、いいですよ、なんて言っちゃって次の日に渡していたみたいだけど、そうやって甘やかすから付け上がるんだよ。
困った人を助けた、って偽善者みたいなこと思ってんじゃないだろうな。吐き気がしてくる。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

次の日、同じ会社のaidと、仕事帰りにマックに行った。今週、マック多いな。

aidと俺の事務所は、同じ階だけどフロアと部署が違う。
よく俺がaidの部署に遊びに行って、お菓子とかカップラーメンとかねだりに行くんだけど(仕事中なのにね)、この日もそんな調子で、あーもう少しで帰れるなーなんて思いながら、aidのところ行ったら、何やら真剣な顔でデスクに向かって書き物をしている。
覗いてみると、3ヶ月前に遭った引ったくり事件の報告書だった。
もう5回目だよ、こういうの書くの。といささかウンザリ気味のaid。
隣に、優しいと評判のオバチャンがいて、その人に聞きながら報告書を書いていた。
あたしもう大人なのに、こんなのも書けないのよ・・・と泣き顔になると、オバチャンが、そんなものはね、誰だってちゃんと書けないものなのよ、と慰めている。
俺もその一枚を手にとって見ると、ふむふむ、なかなか細かく書かないといけないんだな、なんだこれ、加害者の住所なんかわかるわけないだろ。
そうなんよ、さっき自分の名前書きそうになっちゃったよ、どうやって書いていいかわかんないのよね。
隣でオバチャン、オホホホそうよねーとニコニコ笑っている。
俺書いてあげようか?
どうせ変なふうに書くんでしょ。あー、こんなところ見られたら、どうせ後でブログに書くんでしょ?
よくわかったね。即行で書くよ。ちゃちゃっと。
ねえ、三角チョコパイ食べたくない?
(いきなり話飛んだな)ついこの間も食べたんだけど。何時のバス乗る?
55分。
などと言いながら、マックへ。

このマックの1階は、同伴や、同じ店同士のピナたちの待ち合わせ場所によく使われる。それを避けたわけではなかったが、なんとなく2階にあがる。
何故かマックで座ったテーブルに、わら半紙にプリントされた人体模型があって、ここの筋肉は何だの、恥骨が見当たらないだの、仕舞いにはネットで検索までしたりして、マターリしていた。
俺、郵便貯金の通帳、この間発見してさ、けっこうな金額が入ってたんよね。あれどうやって下すの?暗証番号も何もかも消失してんだけど。
銀行印と通帳持っていけば、郵便局で下せるよ。平日しかやってないけど。
平日かー、仕事してるもんなあ。てーか、通帳に、10年間何の操作もしないで放っておくと、預金が消えるとか焦ること書いてあるんだけど、ホントかなあ。
あれはね、預金から国の金が変わるってことよ。申請すれば返ってくるよ、何でも聞いてよアタシに。今回の引ったくり事件で相当勉強したからね。
そのほかにも、上手な資金運用、Eバンク、Yahooオークションの出品方法のことなど、いろいろ教えてもらう。物知りだなあ。
1時間ほどマッタリして、スーパーに寄って、ちょうどホームに着いた電車に駆け込んで帰る。俺とaidはお互い別の方向だ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

土曜日、夏の風が吹いている。
仕事の疲れがたまっていたのか、とにかく爆睡していた。
起き上がってテレビを見て、また寝て、ご飯食べて、また寝て、掃除してまた寝て、なんていう豚みたいな生活をする。

夕方くらいに、よっこいせと起き上がって、夕飯を仕度するべく、近くのスーパーに行く。なんか、この日が落ち始めている時間帯って好きだなあ。
ちょっと湿った風が吹いていて、ぼやぼやした覚めきっていない頭で、てくてくサンダルで歩く。
しかし、最近、腰の具合が悪い。足腰が弱っていて、長い間歩いていられない。単に、寝すぎなだけかも知れないけれど。

スーパーで買い物を済ませて自宅に戻り、午前中に掃除したキレイな風呂場でシャワーを浴びる。
それから夕飯の仕度をして、ビール飲みながらマッタリしていると、貸金を断った友人から電話がかかってくる。
今何やってんの?もう飯食った?
あはは、今ちょうどマーボウ豆腐食べてるところ。
そっかあ、食べてなかったら一緒に飯食いに行こうと思ったんだけど。
いいよ、まだそんなに食べてないし。
今日はお店行くのかい?
行くつもりだったけど。
それじゃ、行くまでの間、飯食いに行くってのはどう?
OK。
自宅まで迎えに来てもらい、友人の車でちょっと離れたレストランに。
俺はビールとつまみを頼んで飲んでいる。友人は、定食セットとうどんを食べていた。よくそんなに食えるなあと関心する。
そう言えば先週、ケイがママさんとケンカしたんだよ、たぶんもう来ないな。
ケイが?
そう、すごかったんだよ、ケイ。それにマイちゃんは酔っ払ってチューするし。
あはは、俺がいないところで何か大変なことになってるな。
そんなことを話していると、マイちゃんから着信する。
もしもし元気?この間はゴメンね、もう変なことしないから、今日来ない?
ハハハ、別に気にしていないよ、後でね、はいはーい、それじゃ。
すると今度は、友人の携帯にママさんから着信する。友人は出なかった。
アハハ、面白いな、今度は俺の携帯にママさんから着信する。俺はそれに出た。
もしもし?何してるの?ご飯?今日は来ないの?うんうん、それじゃ後でね。
おいおい何だよ、次はカナからメールが来る。たった今、ママさんから電話来たばっかなんだけど。
Hello!はやく来てね!
はいはーい。

友人にお店近くまで送ってもらい、別れる。
店に入ると、なんと客ゼロ。くつろぐ女の子たち。えー、こんな日あるの?
ずっと前に、これと同じように客がゼロのときがあって、俺の座るテーブルの前に店の女の子全員が、まるでネズミを狙うネコのようにしてズラっと並んだときを思い出して焦った。恐ろしく居心地の悪い思いをした。

新しい子がいた。予想通り、ケイの姿はない。アミもいなかった。
ママさんが座る。
どうしたの?今日、全然いないじゃん。
そうなのよ、おかしいわね、いつも土曜は忙しいのに。

友人の話になる。さっきまでその友人と一緒だった、とは言えない。
どうしたのかしらね、さっきも実は電話したのよ、でも出なかったけど、ほら、もうここに来なくなって大分経つでしょう?そろそろ来てもいいのにね、彼とは話するんでしょう?ここの話になったりしない?ほら、やっぱりするのよね、気になるんでしょう?やっぱり私はね、あのときのこと、ほら、アミちゃんが他のお客さんの車に乗って帰ったことが原因だと思うのよ、あれは別にアミちゃんのお客さんっていうわけじゃなくて、ミキちゃんのお客さんだったのよ、それでたまたま帰る方向が同じだったから、一緒に帰っただけでね、電話に出てくれないかしらねぇ、今度ここに連れてきてよ、それじゃないと話も出来ないでしょう?私たちが悪いことしたなら謝りたいし、それにはまず、来てもらわないといけないでしょう、ねえ、今度連れてきて。
もう友人の話はいいよ、と思ったが、ママさんは真剣だったので邪険に出来なかった。
アミ自身だってもう諦めているのに、今さらそうやって掘り返してしまっても、無駄なような気がする。

カナが隣にきて、新しい子が斜め前に座る。
クミです、と自己紹介される。あ、どうも、はじめまして。
クミは、店が一番忙しい金曜日と土曜日だけ来ることになっているらしい。ケイが辞めて、アミの体調が戻らない以上、その人数で店を回すことは不可能だろう。ただでさえユキがフィリピンに帰って人が減ったというのに。
みんながガチャガチャと自分のグラスを準備して、ウーロン茶を持ってきて飲んでいる。
あれー、とカナが言った。あれー、昨日は忙しかったのにね、ママ、変ね。
そうよね、昨日はけっこう入ったけどね、選挙やってたからかしら、選挙やってるときってお客さん少ないのよね。
なんだそりゃ、と思ったが口には出さなかった。

安倍総理の話になる。
クミが、最近人気が落ちてきているね、と話を始めた。
小泉が長かったのよ、フィリピンの総理大臣は1回当選すると6年変わらないからね。
長いねえ、フィリピンは。
そうそう、なんで小泉はあんなに人気あったのかしらね。
ホラ、息子が俳優になったからでしょ?
パラポロポロパラ・・・とタガログになるクミ。
ホイ!日本語で、とカナに怒られる。
もっと長い人は他にいたわよね、とママ。誰だっけなあと思い出そうとしたが出てこなかった。

マニキュア塗ってたよ、とカナが言った。
カナが手を見せる。あ、本当だ。キレイになってるね。

最近よくニュースに出ている凶悪殺人事件の話になる。
バージニア工科大学だっけ?33人だもんね、死者。
あのビデオ、殺人する前に撮ってたんでしょ?
フィリピンではね、ああいうことしたらすぐに殺されるのよ、犯人。警察が見つけるでしょう?するとすぐに、バン!銃で撃って殺すのよ、日本みたいに裁判で長い時間はかからないわ。カナが俺の額に、指で形作った銃をつけて、バン!と口で撃つマネをする。ブランキー・シェット・シティの曲みたいだなと思った。
イギリス人の女性教師の殺人事件もあったね。
あれ、まだ犯人捕まらないのかしらね。
ストーカーだったんでしょ?
ストーカーっていうか、生徒で、無理やり家に入って教えてくれって言ったんでしょ?
なんかみんな、俺より日本の事件に詳しいな。

カナがタバコに火をつけた。
あなた、吸うようになったのね、とクミが言う。
回りの人が吸ってると吸いたくなっちゃうんだよ、でも禁煙してたときあったわよね?と俺を見る。
禁煙?禁煙って言わないでしょアレは、ヘソで茶が沸くぜ、全くちゃんちゃらおかし・・・
バシっと頬を叩かれる。
その様子を見て、アハハと笑うクミ。あの、叩くとき爪を立てて引っ掻くのは止めようよカナ。

ビールでも飲んでもいい?とニコニコしながらカナが言う。
うん、いいよ。
栓を空けて、グラスを2つ持ってきた。
しかしウーロン茶を飲んでいるクミ。
アタシもあんまり飲めないのに飲んでるんだから、あなたも飲みなさいよとカナが言ったが、あたしはいいよ、とクミは断った。
ミキとカナにビールを注ぐ。
ピーナッツを食べている。カナが、ピーナッツを食べるときはね・・・と、二つにそれを真ん中から割って、小さな胚芽を取っている。
コレを除いて食べるのよ、カロリーが高いからね、この部分、kasi ang mas masarap ito.
いや、別に美味しくはないでしょ。
あんまり食べ過ぎると、ニキビ出るわよね。あなた、肌キレイねぇ、と俺の顔を見るクミ。
そう?
すると、ムッとした顔で、お礼もちゃんと出来ないの?という感じで、ありがとうは?と言われる。
・・・アリガトウ。

年齢とオカマの話になる。
アハハ、でもあなた、ベビーフェイスよね、何歳?19歳?
なんでみんな、19歳って言うんだろう。24歳だよ。
24?本当に?若く見えるね。あれ、あの、女の子みたいな顔になれるわね、きっと、化粧したら。
よく化粧されるんだよ。
ウンウン。
あーそうそう、とカナが言った。この間、オカマパブ連れて行ったんだヨ、もう彼興奮しちゃって。
ボソっと、別に興奮はしてないだろ、と言ったがカナに聞こえていたらしく、バシっとまた叩かれる。だからね、爪が痛いんだってば。
あそこみんな、見せるからねー、服脱いで。でもキレイな人で良かったわね、汚いアソコだったらビックリしちゃうもんね、でも大変らしいわよ、一日3回洗わないといけないんだって、腐っちゃうんだってよ、面倒くさいって言ってたわ、トイレ入って洗うの、日本で手術したんだって、手術したって言っても、穴が空いているだけでしょう?その中は肉が出てるわけよ、だからキレイにしていないと臭くなっちゃうし、男とヤると傷つきやすいんだって。
やっぱ感じるのかしら?
感じるけど、イカないんだって、マメもあるけどね、でも可哀想よね、エクスタシーがないから、でも幸せなのよきっと、彼らは。
そうよね、自分でなりたいからなってるんだものね。
でもあなた、と俺を見る。絶対に一人で行かないでね、ヤラれちゃうから、ホントに。
行かないよ!
そうよね、高いしね。

この近くに、フィリピンレストランがある、とカナが言った。
そう言えばこの間おとうちゃんと行ったあそこのフィリピンレストラン、あそこダメね、こんな小さな皿で、と手で皿の大きさを示す。
こんなので1,000円するんだよ、おいしくないし。ホラ、ちゃんとしたシェフがいるわけじゃないでしょう?だから、あんまりおいしくないのよね。
へー、ここら辺にフィリピンレストランなんてあったっけ?
近くにあるのよね、おいしくないけど、あ、そうだ、今度作ってあげるよ、フィリピン料理。
ホント?作って作って。
何がいいかしら?
あれならいいんじゃない?アドボとか、とクミ。
そうね、アドボなら食べれるかもね。

暑いよね今日と、上着を脱いだ。下にはTシャツしか着ていない。
クミが俺の腕のリストカットの跡を指差し、何これは、自殺?とか言う。ここら辺が、日本人と違うところだよな。日本人なら、触れちゃいけないこと、と察知して何も言わないことが多い。
カナが、違うよ、と割り込む。違うよ、自分で切ったんだけど、ホラ、フィリピンにもそういう人いるでしょう?なんか嫌なことがあると切っちゃう人。
クミが、自殺はね、そこじゃなくてココを切らないと出来ないわよ、と手首を切る仕草をする。
でも昔の話、今はやってないのよ。俺が言いたいことを全部カナが代弁する。

原宿の話になる。
原宿には、変なのがいっぱいいるわよね、とクミが言った。
化粧は変なふうにしているし、ごちゃごちゃしてるし、もう絶対に行きたくないね、あそこ。
あたしは買い物するとき、渋谷で買うの、とカナが言う。自分の靴を指差して、これも渋谷で買ったの、9,800円。
安物はすぐ壊れるから買わない、高いものを買って長く使う、という。それは同感だな。

田舎どこですか?とクミに聞かれる。
山形。
あぁ、何時間くらい?
6時間。
近いわね、あいや、遠いわね、とカナ。
今日実家に電話しようと思ったけど、忘れちゃったな。
あたしもしょっちゅうフィリピンの実家に電話するよ、あなた、国際電話じゃないんだから、ちゃんと電話してあげなさいよ。お金もかからないでしょ、とまた叩かれる。右側の頬、爪の跡出来てないかな。
前は金銭感覚がわからないから、一ヶ月で15万とかいったわね、今はカード使ってるけど、45分で1,000円だっけ?あれ、70分だっけ。
70分はアメリカだよ。
そっか、フィリピンは高いのよね。でも不思議よね、海底ケーブルなんでしょ?あれでよく電話出来るわよね。
そうだよねー、切れちゃわないか心配だよね、地震なんかあったらブツっと切れそう。

11時をまわっても、客が入ってこない。こんなことは初めてだな。その間、そんな世間話をずっと続けている。
11時半を過ぎると、一人入ってきた。しかし、ミキが電話して、ようやく来てもらったという感じだった。
そんな調子だったので、いつもよりも早く店仕舞いとなる。
バイバイと手を振って店を後にして、えーと、マイちゃんの店に向かう。

店の近くまでタクシーに乗って行き、てくてくと歩いていくと、店の前で客を送り出している女の子がいる。
エヴァ似のガマガエルと、クレオパトラだった。俺を見つけると、あー!とでかい声を出すガマガエル。

店に入ると、この間はゴメンねーとマイちゃんに声をかけられる。
大丈夫だよ、酔っ払ってたしね。
そうなの、テキーラ2杯飲んだから。
テキーラ飲んだのか。
ママの誕生日だったからね。
カウンターに座る。テーブルに座っている客は、何故か全員禿げていた。それもただの禿げではなく、見事なほどのつるっぱげである。
そんなつるっぱげが女の子と戯れている姿を見ていて、悲しくなった。こんなオヤジに自分は絶対にならないぞと決めた。
しかし、このつるっぱげ達にとってみたら、俺はきっと異分子なんだろうな。
いつも行っているお店とは、明らかに雰囲気が違う。いつものお店では他のお客さんと仲良くなる機会があるが、ここでは絶対にそんなことはないだろうと思った。
そんなオープンな感じではないし、それぞれに見えない壁がある。
あるとき突然、場違いにも思えるベビーフェイスで化粧が似合いそうな若い男がやってきて、女の子と熱くブチュっとやって帰っていく。アイツはいったい誰なんだ、という感じになるよな。まあいいや。

普通にしているつもりだったが、マイちゃんから見ると、どことなく壁を作っているような気がしたのだろう、リラックスして、何もしないから、などと言う。でも何となく、微妙に距離をおいてしまうな。
何か食べる?
それじゃ、アドボ。
マスター、アドボ。
酸っぱい豚の角煮?普段ならムシャムシャ出来そうだけど、酒を飲んでいるので、胸焼けしそうであまり食べれなかった。
ミキちゃんはどうしたの?と言いながら、マイちゃんが電話をかけている。しかし今日は来れないらしい。
何か店にいるとき、泣いていたと言っている。そう言えば、どこか様子が変だなと思った。いつもより元気がないような気がした。
この店、大丈夫かなと思った。ケイが辞めて人が足りなくなったし、アミは以前体調が悪く休んでいるし、このまま続けていけるのかなと心配になる。
タガログ語ちょっとわかるよ、という話をすると、ちょうど、太ったピナがペラペラっと何かを言って、じゃあ今彼女が何て言ったかわかる?と聞かれたが、わからなかった。
勉強しなくちゃダメだよ、勉強してちゃんと覚えないと。
えーと、何でなんで覚えないといけないことになっているかわからなかったが、何となく悔しかった。
何か言われても、頭のなかですぐにそれを解釈出来ない。頭のなかでいちいち日本語に翻訳していたのではついていけないので、すぐにピンと来るようにならないといけないが、難しいよな。

客がひとり帰って、テーブル席に移る。
髪の毛が伸びたなあ、と襟足をつまむ。前髪はもう、指で引っ張ると唇に届くくらいになっている。ついこの間切ったばかりだと思っていたのに。
切ってないの?
もう3ヶ月くらい切ってないね、切りたいんだけど。
彼女、切れるのよ、あたしも切ってもらってるし、と隣に座っている太ったピナを差した。ねえ、今度、彼の髪の毛切ってあげて。
いつ?
えーと、今度の土曜日。
ということで、半ば強制的に、次の土曜に髪の毛切ることになった。

ラブストーリーな映画のBGMで使われそうな洋楽が、カラオケに入って、女の子の一人が歌う。
そこでどういうわけか、暗転させて、今日、キスはないの?などとマスターがニヤニヤしている。
おい、おっさん!何やってんねん。ないよねぇ、とマイちゃんがニコニコしながら言う。
曲が終わって灯りがつくと、ハハハと笑いながらマイちゃんにチューされる。結局するんかい。
セクハラになるよ、訴えられるよ、あなた30万用意しなさい、とマイちゃんがクレオパトラに言われている。
そんな感じでチューチューしながら、ガマガエルが、オイラもしてえなあ、などと言いつつ、店仕舞いとなる。チューしかしてねえ。何しに行ってんだ俺は。
ガマガエル面白いな。キレイな顔してるのに、とにかく活発だし、オイラオイラと言うし、ゲハハハと悪魔みたいに笑うし、男勝りな感じだ。
俺のイメージだと、この店、のんびりしてる感じだったんだけど、違ったな。。。

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