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アニマルビューティー

先週の金曜日。
仕事帰りにマックで、aidとその友達Uとで、PrisonBreak 1stSeasonの最終話を俺の家で鑑賞会をしようということになる。
俺の家にはプロジェクタがあるので、せっかくだからそれで見よう、ということである。今週末である。
ちなみにaidは、PrisonBreakを見たことがない。
というわけで、1週間で1巻~11巻までを見るハメになったaid。どうするaid、がんばれaid、君ならきっと出来る。Trust!自分を信じろ!(PrisonBreakでよく出てくるセリフ)
すでに12巻は、俺の家にスンタバってますので、鑑賞会を延期すると、リアルにTSUTAYAの延滞金が発生します。

次の日、土曜日。
俺と友人とPPとに出てくる友人と、その友人宅で飲むことに。
本当は外へ飲みに行きたい、と言いながらも、金がないので仕方なく家で飲むという。
金がないとは言いながらも、車を改造したり、デジカメ買ったり、よく金は使っているようだ。きっと、と思った。
きっと欲求不満になっているんだろうな。
俺と会うと、女の子と遊びたい、とグチをもらすことも多い。
男にモテる女、女にモテる男、というのは、常に優しいし、自分がつらい立場になってしまうとわかっていても、簡単に人を捨てたりしない。
友人自身のことだから、俺がとやかく言うことではないけれど、俺にグチを言われても、何も解決しない。
俺と会うと、いつもPPのことを聞かれる。この間はどうだった?とか、今週もまた行くの?とか、気になっているようだ。
俺も誰かには話したいので、そう聞かれれば話すけれど、そんな話を聞く友人は、やはり行きたいんじゃないかと思う。
友人の欲求不満を満たす方法は知っているが、それにはお金がかかる。
お金をかけない方法となると、友人自身でどうにかするしかない。

友人宅で飲んでいるが、後でPPに行く、ということ了承済みでの飲み会だ。
途中でマイちゃんから電話がくる。
この前は、肉じゃが、ありがとう。
おいしかった?
・・・うん(味が恐ろしく濃かったけど)
メール来ないから、おいしくなかったのかと思ったよ。
メールしようと思ったんだけど、マイちゃんの携帯、変わったでしょ?だから、アドレス変わってると思って。
変わってないよ、やっぱりメモリーしてないんだ。
してるよ、送ればよかった。
今日は来るの?
行くよ、行くけど、遅くなっても平気?
なに、2時?(笑)
(よくわかってるな・・・)うん、2時(笑)
いいよ、待ってるよ。
それじゃ、あとでね。
時間が経って、いつもだったら出掛ける時間になっても、友人は、そろそろ行くか?と聞こうとしない。
聞こうとしないどころか、このままずっと宅飲みしててもいいぞ、などという。そうか、誰かと飲んでいたいんだな、と思ったが、そんなことでPPに行くことは止められない。
タイミングを見計らって、行ってくるよ、と外に出た。
マンションの出口まで見送られ、手を振って別れる。

タクシーに乗って、いつものPPに向かう。マイちゃんの店ではないほうだ。
このPPは、どちらかというと、スタティックに酒を飲むのに向いている。スタティックに飲む、という状態を説明するのは難しい。
何だろうね、この感覚。特に気取らなくてもいいというか、今日は遊ぶぞ、と頑張らなくていいところなのだ。
店側、客側共によく知っている人ばかりだし、女の子たちも、やる気満々だぜ、という感じではなく、しなやかに仕事をしているので、そういう感じがするのかも知れない。

ミキが戻っていることは、先週のマイちゃんの話から知っている。
扉を開けると、ミキが俺を見つけた。
あっ!と驚いた顔をするミキ。ハトが豆鉄砲を食らう、というのは、まさにこのことだろうなと思った。
最初はカナと、最近太ったとか、PrisonBreakって知ってる?とか、喫茶店で久しぶりに会った友達とするような会話をしていた。
カナとは、何かを話そうとか、そうやって頑張らなくても良い人である。俺は、慣れない人が相手だと、その多くは、否定をせずにその人のすることに相槌を打ってしまうような人なのだが、カナの場合だと、率直になって話せる。
俺自身のバロメータだけど、そうやって話せる人は、仲の良い友達、という感じだ。
カナに、先週は何してたの?と聞かれる。
マイちゃんのところに行っていた、とは当然言えない。

ママさんが、戻ってきてくれて良かった、という感じで、珍しく抱きついてくる。
さっきまで友人のところで飲んでいたんだよ、という話をする。
もう来ないのかも知れないわね、とママさんが言う。

アミが、歯医者で関係のない歯を抜かれてしまった、また20万かかるよ、と嘆いている。
また20万かかるよなんて言ってる場合じゃないよ、医療ミスだぜ、そんなの。
うーん・・・もう半年も行ってるのに、これじゃいつになっても終わらないヨ・・・。
あそこの歯医者でしょ?(俺も過去に行ったことのある歯医者)
うん、そう。
フィリピン人だからって適当に治療してるんじゃないかと思って腹が立った。
歯医者、変えたほうがいいんじゃないか。
でも、そうしたらまた、半年かかるよ。
そんなこと言ってると、アミの歯、全部抜かれちゃうよ。今度、一緒に行ってやろうか。
うん・・・。
そう言えば、腎臓のほうは治ったの?
Still.
アミの体は、どこも治っていなかった。心配だ。

ミキが、久しぶり、などと言いながら隣に座った。
この間、得意げに男を連れてやってきたときとは大違いだ。そのときは、もう私には何も関係ない、といった具合に目すら合わせようとしなかったのにな。
マイちゃんの店は?
行ってるよ、後で行くつもりだよ。
そう・・・ここの人たちみんな、マイちゃんの店に行ってること、知ってるの?
いいや、話していない。
ふうん、そっか。そう言えば、肉じゃが作ってあげたって言ってたよ。
そうそう、作ってもらったの、おいしかったよ。
よかったね、マイちゃん、何か言ってた?
そりゃ怒ってたよ(笑)でも、心配してるみたいだったよ。
電話したのよ、それで相談して。
いろいろ聞いたよ、どうして戻ってきたの?
別の店で1週間くらい働いたんだけど、その店、脱がないといけない店だったのよ。
ハハハ、なるほどね。でもマイちゃんとは、ほんとうに仲が良いんだね。
そうよ、マイちゃんみたいに何でも相談できる人は他にいないよ。
俺も、マイちゃんは真面目で良い子だなと思っている。友達想いだし、とても優しい。
マイちゃんの店で一緒に働けばいいじゃないか。
うん(笑)それができたら、一番いいんだけどね。マイちゃんのこと、よろしくね。
うん。
それぞれ、事情があるんだなと思った。

しばらくすると、おとうちゃんがやってくる。
その後、ぞろぞろとヤクザさんたちが続く。
おとうちゃんは何故か、そのヤクザたちに、女の子と一緒になって接客している。不思議な光景だ。
おとうちゃんがそのヤクザに、フィリピン人と付き合っていないで、少しは日本人の女の子と付き合えよ、というふうに説教をされている。なんだそりゃ。
この間会ったときは、仕事を辞めた、と言っていた。今は働けているのだろうか。
仕事を辞めた、と俺に話してくれたとき、何かを求めているような目をしていた。欲求不満になっているような感じもして、それを敏感に感じ取っているカナは、少し嫌な顔をしていた。
なんか嫌な感じがするな、と思った。おとうちゃんは、すごく素敵で魅力のある人なのだが、仕事を辞めたことで、その魅力がなくなってしまうのではないかと思ったからだ。
おとうちゃんと初めて会ったときは、キンキン声で騒ぐケイがいて、ケイと俺と友人と、カナとアミとおとうちゃんとで居酒屋で飲みながら、おとうちゃんに、何かあったらカナに連絡しろ、俺が駆けつけてそいつをやっつけてやる、と言ってくれた。
その頃、おとうちゃんはとても強く見えたし、優しかった。
そんなおとうちゃんが、何かを求めている目をしているのを見て、少し悲しくなった。
ヤクザ連中を接待なんかしていないで、また一緒に飲みにいけたら。
おとうちゃんにとっては今が、正念場なのかも知れない。

1時をまわる。
俺はママさんに、もう帰るよ、と伝える。いつもならラストまでいるのに、途中で帰るというので、驚いたようだった。
途中で帰る理由は、ミキだけが知っている。
カナが、どうしたの?と聞くので、さっき食べたアイスのせいで気持ちが悪くなったと言った。でも本当のことだ。
お店を出るとき、ミキが遠くで、何かをジェスチャーしている。マイちゃんによろしくね、という感じだろう。

駅のロータリーで、何度か吐いた。
タクシーを待っていると、ヤクザ連中が店を出てきた。俺はやってきたタクシーに乗って、マイちゃんの店を告げる。
これから行くね、と電話をかける。
店に着くと、マイちゃんとママとマスターとかしかいなかった。
客も一人しかいない。
ママはソファに寝そべって、客がそれをマッサージしていて、ああ気持ちいいなどと言っている。異様な光景だ。異様な光景だが、この時間、そういうだらだらしている所もまあ、悪くはない。
マイちゃんに、肉じゃがありがとうと言って、実家のお土産を渡す。お土産というか、自分用に買ってきたお菓子である。せっかくなので、持ってきたのだ。
歯が痛い、とマイちゃんが言った。なんか、歯が痛い人が多い日だな。
ミキ、いたよ。
話した?
うん、働いた店が脱ぐ店だったから、嫌で戻ったって言ってたよ。
もう、ミキもそんなこと言わなくていいのに。
あれ、ダメな話題だった?
ううん、大丈夫だけど。
マスターがウキウキした感じでやってきて、また始まるよ、などと言いながら、俺が持ってきた田舎のお土産をボリボリ食べている。いつもチューばかりするので、今日もまたやり出すぜ、ということだ。
今日は、歯が痛いからできないよ、明日する。
歯が痛いからチューができない。膝に水がたまってるから映画を見に行けない、と同じくらい変な理由な気がして、妙に可笑しかった。
この店では、ずっとベッタリしている。
何と言うか、マイちゃんには独特の匂いがある。香水と体臭と、店で俺が吸うタバコの煙が混ざったようなものな気がする。しかし嫌な匂いではない。
よく喉仏を触られる。俺は犬か。ワンワン。
マイちゃんの腕に、手術の跡を見つける。どうしたの?これ。
すると、サッとそれを隠して、仕事仕事、事故よ。あまり思い出したくないことらしい。
俺はその日、太股の部分が破けたファッションジーンズをはいていた。
その太股を見たマイちゃんが、わあ、と言った。俺はけっこう毛深いのだが、フィリピンでは、毛深い人が人気があると言う。アニマルビューティー、というらしい。

しばらくすると、どやどやとフィリピン人女性がやってくる。どこかの店のママさんや、その従業員のようだ。この店は遅くまでやってるから、などと言いながら、料理をオーダーしている。
そこに、恐ろしく歌の上手い女性がいた。
俺も、AEROSMITHのアルマゲドンの曲をリクエストした。すると、当然よ、という感じでハイトーンで歌い上げる。
こんなに上手い歌を聞いたのは久しぶりで、眠気が一気に吹っ飛んだ。
1時間くらいすると、みんなが帰っていく。気がつくと、ママにマッサージをしていた客も消えていた。
この店には、明確な閉店時間がない。客がいなくなってきたら、店仕舞いする、という感じだ。俺も自分から帰る、と言わない人だから、マイちゃんが、もう帰ろうよ・・・と言い出すまで、ついつい遅くまで引っ張ってしまう。
閉店時間がないので、セット料金ではなくて、テーブルチャージと、オーダーした料理の料金となる。
短い時間でも、PPに4時間いたくらいと同じ金額になるときもあれば、今日みたいに長い時間いても、びっくりするくらい安いときもある。
なので女の子たちも、ガンガン飲ませてくるし、自分自身もぐいぐい飲む。
ボトルが一晩で4、5本空いたりして、正直焦るときがある。酒に強くないと、長居できない。非常に耐久性の強い店だ。

今、うちの部屋はPrisonBreakに出てくるマイケル・スコフィールドの事務所みたいになっている。
タガログ語の単語を部屋一面に貼っている。壮観。この勉強法いいかもな。部屋に人を呼べなくなるけど。

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