fc2ブログ

トップページ > 俺とPP > 髪の毛を切る。

髪の毛を切る。

24日に代休を取る。
何と、2月のときに休出していた分が、今頃、会社から、代休の催促がきた。
俺俺の上司は、どうせ黒澤のことだから、休みなんか取らないでお金を要求するだろうと考え、代休ではなく残業代にするようにと人事部に依頼していたのに、あえて人事のほうからもう一度、代休の催促が届いた。
おいおい、金くれって。今さら休んだってしようがないじゃないか。
元々規則じゃ、4週間以内だろ。2月の話だぜ。
しかし、ちょうど郵便局のSavingに用事があったので、代休にして、出かけてきた。
10年間、口座の操作履歴がないと、その権利が消滅する、という恐ろしいことが通帳に記載されてあったので、心配になったからだ。
郵便貯金なんて、普段全く利用しないくせに、ちょっとした金額が入っていたのに気がついて、動くかどうか確認して、ついでにちょっと下して来ようと思った。
外は暑かった。何年ぶりかの郵便局。窓口で払い戻しの用紙をもらって、金額書いて渡すと、普通に下せました。利子すごいね!20万の定期預金に、15,000円の利子がついてるよ。侮れないなあ、ゆうちょ。

前夜、aidの友達Uの買い物に付き合って、マックで1時間くらいだべっていると、Pスナのマイちゃんからメールがきて、一端自宅に戻ったあと、テクテク歩いてお店に入る。
先週の土曜日、マイちゃんの店に行ったとき、メアドを教えた。
ずっと前にも教えたんだけど、その後すぐにマイちゃんが携帯を無くして、そのときに俺のアドレスが消滅してしまった。
その後、PhoneNumberは教えていたけど、何となく、メアドは教えていなかった。
俺も、携帯が新しいものに変わったので、きっとマイちゃんのアドレスも変わってるんだろうなと思い、もう一度登録するのもメンドウやなあ、と思っていた。
ホラ、酒飲んでるとき、アドレス交換とかするのって、ものすごく面倒じゃないですか。合コンとかあんまり行ったことないけど、そういうときに、そういう行動するのってすごく面倒で。
TSUTAYAでDVD探すときも、2分で見つからなかったら、ああここには置いてないんだな、と思ってしまう。あんなに膨大な量のDVDの中から観たい映画を見つけ出すなんて、無理だよ。みんなよく探すよな。やっとの思いで辿り着いたのに(自宅からTSUTAYAまで遠いから)、置いてないなんて、理不尽すぎる。悲しくなる。
それで、マイちゃんの店に先週行ったとき、そのことを思い出したので、教えると、ちょくちょくメールが来るようになった。
仕事お疲れ様、とか、気をつけて帰ってね、とか、そういう感じだが、メールだけ見ると、まるで日本人とやり取りしているかのようだ。
日本語も正確だし、まあたぶん、携帯には入力補助機能がついてるから、その機能の効果もあるんだろうけど、ホント、見た感じは日本人と変わらない。
日本語の学校に通っていた、と言っていたので、その効果もあるんだろう。
ちなみにいつものPPのカナの携帯は古いので、入力補助がなく、片言の日本語になる。それでも、長い文も、片言ながら正確に書くのですごい。

店に入る。客は何人かいる。店の女の子ではない若いピナが男と一緒にいたりする。
客のうち、二人はよく見る顔だった。ボウリングのときに、見た人がいる。
先週は、マイちゃんとママとマスターしかいなかったが、今日はエヴァ似のガマガエルと太ったピナもいた。背の高い山形県民の夫を持つピナは来ていない。
エヴァ似のガマガエルが、ドレスの下の腹の部分に何かを入れて、子どもデキタ、ikaw責任取れよ!と入るなりテンション高く言われたりしつつ、テーブルに座る。
太ったピナが、つまらなそうにして座っている。疲れているのか、あまり接客しない。
今日は暑かったなあとか、健康診断をやったとか、マイちゃんの働く工場で、指を切り落としてしまった従業員がいるとか、昔看護士の学校に通っていたとか、そういう話をしていると、酒が回ってくる。

いつものPPの話をする。
ママから電話がかかってきたよ、とマイちゃんが言った。
どうしたんだろう?
自分の店に戻ってきてくれないか、だって。
あー、あっちの店も女の子、足りないみたいだしなあ。
でも断ったよ、私。だってこっちの店も忙しいし、辞めれないもん。
この間行ったとき、知ってる女の子は3人しかいなくなってたな、一度だけ見たことがある子が二人いた。
ああ、ミカとクミね、ミカは、ずっと前にも向こうの店で働いてたんだよ。
へぇ、そうだったんだ。
私が辞める、ちょっと前にね、彼女も辞めたの、彼女、すこい人気だったんだよ、あそこの店に来るお客さん、ほとんど彼女目当てだったんだもん。
確かにモテそうな感じだもんな、キレイな顔してる、芸能人みたいだ、セクシーだしな。
実は彼女、いま妊娠してるんだよ。
え!そうなの?ヘビーだな・・・その話。
ナイショね。
マイちゃんもけっこう、peopletalk、好きなんだなあと思った。いや、誰でも好きか。
おとうちゃんとミカは、昔から知ってる仲なんだよ。
あ、この間もおとうちゃん、来てたよ。ずっとミカと一緒に座ってた。
でもあの二人、付き合ってないよ。
俺はてっきり、ケイがいたとき、ケイとおとうちゃんは仲が良かったから、あの二人は出来てんな、なんて思ってたんだけどな。
ミカちゃんが辞めた後、ケイが来てね、それでいろいろあって、あんなふうになってたんだよ。
ケイはあの店辞めて、どうしたんだろうね。
別の店で働いてるよ、Yってところ。
ふうん・・・。
ケイに対して、おとうちゃんはあまり関心がないように見えるときがあった。
その裏にはミカという子がいたからなんだなと思った。
ケイは、一番可哀想だ。おとうちゃんと別れ、店も辞めることになって、夜も眠れない。

なんかミキちゃんが、目であなたと会話したって言ってたよ(笑)
そうそう、店出るときね、遠くでミキが。口パクパクさせながら何か言おうとしていたんだけど、すぐ目の前にはカナがいるから、目で会話してたんだよ、何とかなるもんだよな(笑)
ミキちゃんが言ってたんだけどね。
うん。
この間、向こうの店で、早く帰ったでしょう?
うん。
あれ、あなたが帰った後、カナが騒いで、ママがあんまりあなたにしつこく電話するから、早く帰っちゃったんだって言ったんだって。
ウソ(そんなにしつこく電話された覚えないけどなぁ・・・)
だから、この間早く帰ったこと、ママのせいになってるよ(笑)
いや、違うよ、あのとき実は、気持ち悪くなって店出たんだよ、おとうちゃんが何故か、店にいる途中、大量にハーゲンダッツ買い込んできてね、それ食べたら気持ち悪くなったんだよ、駅のロータリにトイレあるでしょ?あそこでゲーゲー吐いてたよ。
そうなんだ、でもママのせいになってる(笑)
早く帰ったことが、カナの嫉妬心を駆り立てる結果となってしまった。
しかもその矛先がママさんに。これがマイちゃんの店に行くために早く帰った、なんてことが知れたら、ミキやマイちゃんが攻撃されるかも知れない。責めるなら俺を責めてくれって感じだが、たぶんカナのことだから、周りの人間を攻撃するはずだ。あわわわ。ジレンマだ。

でも、ママさんは良い人だよな。
うん、とても良い人よ、優しいし。店のルールだって、そんなに厳しくない、店に入る前にガム噛んじゃいけないことと、お酒飲み過ぎないってことだけ。
俺も、ママさんはとても良い人だから、電話がくると、行ってしまうんだよな、断るときがあると、とても心が痛い。
前に、ママが実家に帰ったとき、洋服送ってくれたんだけど、私がありがとうって電話する前に、ママから電話かかってきて、気に入った?って聞いてくるの、優しい人よ。
俺もそれはよくわかってる。

途中でお腹が減って、パンシットカントンを注文して食べる。レモンをかけていた。何でも酸っぱくするんだな。
その後、注文していないはずの料理が出てくる。スィスィッグ。脂っぽいけど、好きな味だ。

時間が経つと、だんだん、マイちゃんがエロくなり始める。
なんつーか、ホントにエロい。マスターも、はやし立てるし。最初はね、他の客とかの目も気にするんだけど、もはやどうでもよくなってくるんだよな。酒も飲んでるし、遅い時間までいる客は常連だし。あの人は、いつもあんな感じなんだってことになってると思う。
日に日に、エスカレートしてる気がする。

そんな感じでベタベタしてると、別の店のママさんらしき人が、冴えないおじさんを連れて、どやどやと店に入ってきた。マイちゃんも、誰?などと言い、知らない人らしい。
俺の隣のテーブルを陣取り、接客を始める。何の為にそんな客を連れてくるんだろうと不思議に思った。
本当に冴えないおっさんで、何を喋っているかわからないほど酔っ払っていて、早く帰って欲しいと思った。
そうか、このママさんは、この客の所存に困って、この店に連れてきたんだと思った。きっとそうだ。
迷惑極まりない。最悪だ。
そのママさんも少しの間、客に付き添っていて、ここに付く女の子一人だけ?あそこのお客には二人いるじゃない、と俺のほうを見て言った。マイちゃんと太ったピナに俺のところに座っている。
ガマガエルがその客の接客をしている。しかたない、といった感じで太ったピナがその客の隣に座った。
しばらくするとそのママさんは帰っていき、客は何かするたびにごねて、最悪だった。
その客が帰って行ったあと、ガマガエルと太ったピナは、ゲェっと吐くマネをして、体についたその客の匂いを落とす仕草をしている。

しばらくすると、例によって、メロディアスな音楽が流れ、お開きになる。
そのときまで俺のほかに常連の客が一人いたが、ニコニコしながら上機嫌に、帰っていった。
その後、ママが、今カットすればいいじゃん、と言った。俺がずっと前から、自分の髪の毛を切りたい、と言っていたからだ。
急遽、太ったピナがハサミを準備する。太ったピナは髪の毛を切るのが上手らしく、マイちゃん他、女の子たちもそのピナに切ってもらっているのだという。
ゴミ袋に首を通す穴を開け、俺は上着を脱ぐ。マイちゃんが俺のシャツまで脱がせようとして、ちょっ、別に裸になんなくてもいいでしょ、などと冗談を言い合う。
太ったピナが、ザクッサグッ、思い切り良く切り始める。うわあ、相当切ってるぜ。その様子を、マイちゃんが前に座って、ニコニコしながら見ている。
5分くらいで終わる。ありがとう、とお礼する。早くていいなあ。最後に、ワックスをつけて整髪してくれて、みんながお世辞で、テモちゃうね!などと言ってくれる。ガマガエルが、ダメだよ!あなたはマイちゃんのものなんだからね!などと言う。へいへい。
またね、とマイちゃんと太ったピナに見送られ、歩き出す。

すっきりした頭で、夜道を帰っていると、後ろから自転車に乗って帰るところと太ったピナに、またねーと声をかけられる。ありがとーと手を振る。

自宅の近くで、子猫ちゃんに会う。
チッチッと舌を鳴らすと擦り寄ってくる。おうちはどこかニャー、首輪してるニャー、とこんな時間は誰もいないので、ネコ語で話してみると、ニャーニャー鳴いてくれる。
自宅の近くまで着いてきて、またニャー、と別れた。

スポンサーサイト



俺とPP | trackback(0) | comment(0) |








ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

kurosawakan

Author:kurosawakan
ご覧のとおり、アホ日記。

最近の記事

カレンダー(月別)

02 ≪│2024/03│≫ 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

FC2ブログランキング

FC2ブログジャンキー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

RSS FeedRSS Feed (RSS 1.0)