トップページ > スポンサー広告 > スポンサーサイト

トップページ > 俺とPP > 答えられないことを聞かれる。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

答えられないことを聞かれる。

土曜日の昼間、来週の土曜日にaidとその友達Uが、俺の部屋の要らないものの片付けにやってくるので、その為の準備をする。
でも、昨日の夜、朝方まで飲んでいたので、結局昼過ぎまで寝てしまって、片付けに取り掛かったのは夕方だった。
もう着なくなった服は、ゴミ袋3袋くらいで、もう読まない漫画や小説は、ダンボール2箱、オークションに出す予定の服もいくつかまとまった。
タンスひとつが、空っぽになった。

夜になると、マイちゃんがメールが届く。
昨日はありがとね、ところで今日はどこに行くの?
マイちゃんの店に行くよ、と返信する。
マイちゃんりメールは、少しフォーマルなところがある。もちろん間違ってはいないが、ところで~、なんていう表現はあまりしない。

少し酒を飲んでいる。
さて、そろそろ出掛けようかな、と思いながら仕度を整えていると、カナからメールが届く。
今日もこない?忙しいなら無理しなくてもいいよ、また今度。
カナはあまり、どうして来てくれないの?なんていうように、がつがつしていない。
見た目はけっこう気の強そうな感じがするのだが、実はとても控えめで、優しい女の子なのだ。
マイちゃんに言ったら怒られそうだが、そういう感じがけっこう好きだ。マイちゃんと再会しなかったら、たぶん会いに行っていると思う。
だから、断るのがとてもつらい。
カナにどうやって返信しようか悩んでいると、ママから着信する。
もしもし?
こんばんわ。
今日も来ない?
うーん、行けそうにないんだよね・・・。
もう、いったいどうしたの?あの人と一緒にいるんでしょう?
あの人、と言われたとき、マイちゃんのミキの顔が浮かんだ。
まさか、バレてしまったのか。
え?あの人って?
ほら、前にあなたを別のお店に誘った人よ。
ああ、違うよ、一緒にいないよ。
それじゃどうして来ないの?
ううん・・・行きたくなくなったってわけじゃないんだよ、それは違うんだけど、今日は行けないんだよ。
でも、本当はあの人と行っているんでしょう?ここだけの話にするから、正直に話して。
本当に、それは違うよ。
あの人、今日こっちに来るっていうわよ。
聞いてもいいよ、一緒にいなかったから。
そう、別のお店に行くかどうかは、私はかまわないんだけど・・・。本当に今日、来ない?
うん、ごめんね。
そう・・・わかった、それじゃまたね・・・。

ついに、答えられないことを聞かれた。
でも、マイちゃんの店に行っていることは、どうやらバレていない。
しかし、誤解を招いているようだ。でも、ある意味、その誤解は都合がよろしいとも言える。マイちゃんから、視線をそらせることが出来る。
ということは、ミキはまだ、秘密にしてくれているということだ。

マイちゃんのお店に行く途中、どうしようか考える。
一度、Sに行ってすべて話したほうがいいのか、それとも何か方法を考えてこのまま隠し通したほうがいいのか。
話せば楽になるが、ミキやマイちゃんに迷惑をかけることになる。
まず忘れてはならないのは、ミキには、敬意を払わなくてはならないことだ。ミキが動いてくれなかったら、マイちゃんと再会できていない。
マイちゃんに相談してはどうか、いや、そういうことで、マイちゃんに迷惑をかけるのも忍びない。マイちゃんは何も悪くない。
最初のうちは、Sに行ってからマイちゃんのところに行くパターンでも良かったが、やはり最近、マイちゃんがそれに不満を抱くようになった。自分のことを一番に思われなければ、誰だって不満に思う。
マイちゃんならわかってくれるなんて、甘い考えをしていた。
一番の誤算は、ミキがSに戻ったことだ。ミキが戻っていなかったら、きっと全部話して、うまくやり取りしただろう。
カナがもし、別の店に移るなら、カナだけにこのことを話して、Sに行かない理由ができる。
でも、カナは店でナンバー1だから、そう簡単には移らないだろうな。
ミキは、どうしてマイちゃんの店で働かないんだろう。
どれも現実的じゃないな。誰かが消える結果になる。

そんなモヤモヤした気持ちのまま、店に入る。
客は多かった。
先週、蟹を持って来ていたおっちゃんもいる。その隣のテーブルに座った。
座るや否や、エヴァが、あれ?あたし夢見てるのかなあ?昨日も同じ光景見たなあ?なんて冷やかされる。最近、エヴァとも打ち解けてきた。

隣のおっちゃんが、自分が飲んでいた焼酎のボトルを俺のテーブルに置いた。
飲んでいいよ、という意味だと思ったが、会計はそっちで、ということだった。
もちろん、ジョークだ。

カラオケのブラウン管画面から、テレサ・テンの追悼番組が流れている。
別の画面では、隣の客がカラオケで、テレサ・テンの曲を歌っている。
マイちゃんが隣に座る。
そういえば昼間、この番組のCMやってたな。
やってた?どうして死んだの?
なんか、理由はよくわかっていないらしいよ。
すると蟹を持ってきたおっちゃんが、エイズだよエイズ、あんたもこの子の隣にいるとエイズになるぞ~、などとマイちゃんを指して冷やかして笑い合う。
先週は、アイ・ロボットを見ていた。こういう、客本位でありつつ、なんとなく緩い空気が良い。
女の子も、仕事をしている、という感じではなくて、お手伝いにきていて、楽しんで飲んでいる、という感じである。Sと比べてしまうが、Sはこの店に比べると、やはり形式的なところがある。
時間が経てば女の子は入れ替わるが、この店はよほどのことがないと、別のテーブルには移らない。

そういえば、太ったピナがいないと思った。昨日もいなかったが何かあったのだろうか。
マイちゃんたちが、太ったピナのことを話している。
どうやら昨日、ひと悶着あったらしく、朝の5時くらいまで、太ったピナを交えて飲み屋で飲んでいて、ケンカになったらしい。
詳しいことはタガログ語でペラペラ話していたので、何が原因かわからないが、きっと意見の相違があったんだろうな。
殴られて、あの子差し歯だから、前歯が折れたよ、とマイちゃんが言った。
前歯が折れたなんていう話を笑いながら話すマイちゃんが怖い、と思った。

先週、俺が持っている漫画のなかに、エヴァに似ている人物が出てくる、という話をして、その漫画を今日持って来ていた。
マイちゃんにそれを渡して、エヴァの出ているページを探して、エヴァにそれを見せると、あたしもっとキレイだよ!と予想通りの飯能が返って来る。
この後、この人が婚約破棄されて、酒ばっか飲むようになるんだけど、そのときのエヴァのほうが似てるね(笑)
バカ言ってんじゃねぇよ~!
マイちゃんが、真剣な顔をしてその漫画を読んでいる。
医療漫画で言葉も難しいし、とても字が多いので、難しいと思う。
これ貸して、と漫画を持っていった。勉強するのだろうか。
今週末の部屋の片付けだが、その漫画だけは取っておこうと思った。

灰皿いっぱいあるよねー、とTRIANGLEと書かれた黒い灰皿を手に取った。
持ってって(笑)と、マイちゃんが笑いながら俺の胸ポケットにそれを入れる。
またマイちゃんが、俺のタバコを手にとって、火をつけて喫煙にチャレンジしている。
前よりは上手くなった気がした。
ママがそれを見て、やめなさい!と怒られている。タバコなんて吸わないほうがいいのよ!

私の家には灰皿ないよ、ミキも吸わないから。
そうだ、マイちゃんはミキと一緒に住んでいるのだ。

マスターが座った。
昨日の、マスターがお目当ての中国人女性だが、実はあの後の帰り道、別のお目当ての女の子と鉢合わせして、口論になったらしい。
マスター、二股はいかんよ、人のこと言えないけど。
カンちゃんは、そういう三角関係とかないでしょ?とマスター。
うん、ないよ、と惚けると、マイちゃんが、キッと睨む。
あるでしょう?
あ、うん、ある、あるね・・・。
(マスター、もう、地雷を落とさないでくれよ・・・)
実はさっき、Sのママから電話があったよ。
ママはしつこいからね、私にも、店に戻らない?って電話きたし、でも、ごめんねってちゃんと断ったけどね。
今度、Sに行って、ちゃんと話しようと思うんだけど、でもミキがいるから話せないよ。
話さないほうがいいよ!
でも、このままだとずっと電話くるよ、毎回断るのも心が痛いし、向こうの店行ってもいいけど、時間とお金がかかる。
いいよ、仕事が忙しいって言って断ってよ。そうすれば大丈夫だよ。
そうかなあ・・・。

血液型の話になる。
何型?
俺は、Bだよ、マイちゃんは?
すると、答えたくなさそうにしながら、AB、と答えた。
こんなところに貴重な人物が!これでサウスポーだったら完璧だ。
まあ確かに、AB型って、あんまり評判良くないからな。何を考えてるのかわからないとか言われるし。でも、Bが一番評判良くないけど。

2時を回ってから、エヴァがニヤニヤしている。何か企んでいるなと思った。
マイちゃんに、何話してるの?と聞くと、コッソリ耳打ちしてきた。
カマカマ行こうだって。
カマカマ?
そう、オカマの店。Mのほうじゃないよ、Aのほうだよ。行く?
行く、行ってみたい。
するとマイちゃんがエヴァに、行きたいだって、と伝えた。
行くか?行っちゃうか?2時半で店終わらせて、とエヴァがニコニコしている。
行く気になっていると突然、やっぱり止めたほうがいいよ、とマイちゃんが言った。
どうして?
だって危ないよ、カンちゃんが行ったら、絶対にヤラれる。
え、大丈夫だよ。
それにハマっちゃうとダメだよ。
ハマらないよ、ハマらないから行こう。
ううん、絶対にハマるからダメ。
ハマらないって。
10回くらいハマらないと言ったが、ダメだった。
今度行くか?とエヴァ。来週な。
なんで連れて行ってくれないんだろう・・・。一緒に行くんだからいいじゃないか。

その後、若いピナが3人、店に入ってきた。まだ10代に見える。日本にきたばかり、という感じがする。
その3人のピナは、マスターが作った料理をもくもくと食べている。
しばらくしてから、帰ることになった。

タクシー呼ぶ?
うん、あ、いや、歩いて帰る。
え?タクシー呼ぶでしょう?タクシーで帰って。
たぶん、どこか別の店に寄らせないようにしてるんだろう。歩いて帰る、というと別のところにフラっと寄ってしまうと思っている。
こんな時間から、そんなことはしないけどな・・・。
店の外に出て、チューして、マイちゃんがタクシーの運ちゃんに、お願いしまーす、と声をかけている。
完全に送り出された。
だんだん束縛されてきました。別に悪い気はしないけどね。

スポンサーサイト

俺とPP | trackback(0) | comment(0) |








ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

kurosawakan

Author:kurosawakan
ご覧のとおり、アホ日記。

最近の記事

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

FC2ブログランキング

FC2ブログジャンキー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

RSS FeedRSS Feed (RSS 1.0)


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。