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マスターが怒る。

店のマスターの機嫌が良くない。
何か俺が悪いことをしたのだろうかと考えている。

月曜のとき、仕事が終わったときちょうど、マイちゃんから飲みに行こうとメールがきた。

「JBを誘ったけど来ないっていうから、カンちんにメールした」

駅の反対側にあるデパートの前で待ち合わせて、近くの居酒屋で飲む。
月曜は夜の仕事は休みである。昼の仕事はあるが、今日は休んだと言った。
聞いていると、1週間のうちで、昼の仕事に行くのは2日か3日だ。
いつも体の具合が悪いと言って休みの電話を会社にいれる。
夜の仕事をしているとは、昼の会社には言っていないそうだ。体の具合が悪いというのは、ある意味、まるっきり嘘というわけでもない。
会社の人たちも優しいようで、人が足りているときには休ませてもらえるという。

こういうふうに会うのは新鮮な感じがする。
家族や友達の話をした。
しかし、正直言うと、ふたりだけで会うのは苦手だったりする。
いつも、エヴァやママさんやJBがいるので、ふたりだけの状況というのに慣れない。

明日は仕事だから、と11時過ぎくらいに帰った。

木曜日は、友達と飲みに行こうと言っていた。
同期の女友達で、OとMちゃん。Oは今の会社へ入社したとき、同じ事務所に配属されてから、ずっと仲良くしている。
Mちゃんは、別の部署だが、とても優しくて良い子だ。
どちらとも最近、なかなか会う機会がなくて、そのうち飲みに行こうと話していたのが5ヶ月前。
ようやく念願叶って、飲みに出かけた。

いろいろと話をしていて、酒もすすむ。
近況を話す。衝撃的な話もいくつかあった。6年も経つと、お互いいろいろあるよな、という感じだ。
飲んでいると、マイちゃんから電話がかかっている。
「もしもし?何してるの?」
-いま友達と飲んでる。
OとMちゃんは声を潜めている。
「そっか、わかったわかった」

3人だけの飲み会が終わったあと、マイちゃんに電話をかける。
「もう帰る?」
-ちょっとだけ行こうかなー。

店に入ると、常連のIさんがエヴァと飲んでいる。お客はIさんひとりだった。
マイちゃんは、ダイエットをしていて、胸が小さくなった、と言っている。
でも全体的には確かに痩せた気がする。

時間が経つと、JBが飲みに行きたいと耳打ちしてきた。
つまり、別のPPに行きたい、という意味だ。
店の人には内緒のようで、そのPPに電話をかけている。
ニコニコしている。どうやら、行ってもOKらしい。
マイちゃんに、一緒に行くんだよね?と聞く。
「当たり前でしょ!」

しばらくして、店を出る。
マイちゃんはすぐに出てきたが、JBがなかなか出てこない。先にタクシー乗り場で待つ。
するとJBが走ってきた。目立つ。たぶんバレてるんだろうな。

タクシーに乗るが、俺今日はそんなにお金持ってないよ、と話す。
するとJBが、大丈夫、と言っている。
マイちゃんの財布には札が一枚も入っていなくて焦った。
いったいどこが大丈夫なのかわからなかった。

店は、先週も行っていたAだった。
店に入ると、マイちゃんが、ママいるよ、と言った。
え?
テーブルに、Sのママさんが座っている。本当にビックリした。
いつかこーなると思っていたが、とうとう見つかってしまったか・・・。
先週はアミだったが、今日はママさんか。
ママさんも、ビックリしていた。マイちゃんと一緒にいることも初めて知っただろうし、まさかAで鉢合わせするとも思っていなかっただろう。

マイちゃんが、Sのママと話をしている。
何故俺と一緒にいるのか、という話だ。
ずっと前に電車に乗っていたとき偶然会って、電話番号を交換して、それから会うようになった、ということにしたらしい。
本当が半分、嘘が半分、という感じだ。

ママさんが、ごゆっくり、と声をかけて去っていった。
明日ママから電話くるかもね、とマイちゃんが言う。
そうかも知れないな。

JBが、無理やり連れてきてごめんね、と言っている。
時間は2時半くらいになっていて、俺は眠くて仕方がなくなっている。
料理が出てきたが、食べなかった。例の泥みたいな料理だ。

キッドが、彼氏と別れたと言った。ちなみにこのとき初めて、キッドが店でのドレスを着た姿を見た。
ドレスを着ると、誰でもきれいになるな。

お金は払わなかった。
JBとAのママが友達らしく、付けにしたらしい。

食べなかった料理をタッパに入れてもらって、近くのコンビニに寄ってタクシーで帰る。
4時だ。もう寝る時間がほとんどない。
マイちゃんが、明日の朝電話する、と言った。

6時になってマイちゃんの電話で起きて、8時くらい、会社のバスを待っていると、今日は仕事休む、とメールがきた。
俺も休みたい・・・。

その日の夜だった。
8時くらいにメールがきて、ちょっと寝て遅い時間に行くよ、と返事を返す。
Sに行くんじゃないよ、と言われる。
行かないよ、と返すと、信じてるよと念を押される。
Sのママさんから電話はなかった。

寝ていると、1時くらいになってマイちゃんが電話がかかってくる。
それから店に向かった。

テーブルはすべて埋まっていて、カウンターで飲んでいる。
マスターと話をしていると、真面目に顔で、カンちゃんの貯金、無くなっちゃうよ、と言われる。
毎週来るので、お金があるのか心配しているようだった。
自分の息子は頑張って貯金を貯めて車を買うと言っている、とマスターが話す。
貯金がどうの・・・という話をされて悲しかった。
心配してくれるのはうれしいが、お金の話をされると、もう来ないでくれと言われているような気がして、寂しい気持ちになる。

テーブルに移ると、しばらくしてからマイちゃんが座って、本当にSに行っていないか?という話をされる。
エヴァも、Sに行ってたんでしょ?などと言う。
だから行ってないってば。寝てただけだよ。昨日あんまり寝てないんだから、マイちゃんはいいよな、今日仕事休んで寝てたから。

その後、マスターが座った。真面目に顔をしている。
ちょうど、飲んでいた焼酎のボトルが空になって、マイちゃんが新しいボトルを持ってきていた。
マスターが話し始める。
我々はこういう仕事をしているから、お酒飲むのはしようがない、でもカンちゃんは違うでしょ?もっと自分の体、気をつけたほうがいいよ、誰もあなたに言わないから、私からのアドバイス、カンちゃんの体心配だよ、いつも飲んでるから。
「この店は、売上じゃないんだから。売上は関係ない、お金が欲しくて店やってるわけじゃないから」
ちょうどマイちゃんは席を立っていて、売上のくだりのときに隣に戻ってきた。
そうだよ、売上は関係ないよ!と、その部分だけ聞いていたマイちゃんが言った。何かを勘違いしている気がする。
-わかったよ、飲みすぎないようにする。

マスターの子どもは、もうすぐ20歳になる。
仕事も頑張っていて、休みの日もバイトをしたりして、欲しいものを手に入れようとしている。
俺は24歳で、いつも店に遊びに来ては酒を飲んでいる。
マスターは、そんな俺の姿と自分の息子を比べたのだろう。
俺は、遊び人に見えているかも知れない。
でも、昼間はちゃんと仕事してるんだよ?
マスターの息子は欲しいものを手に入れるために働いていて、俺は自分で働いて稼いだお金で飲んでいる。
いったいそこに何の違いがあるっていうの?
同情するなら金をくれって映画の言葉があったけど、そういう心境だった。
それに、マイちゃんと会うには、ここが一番良いんだよ。

----------------------------------------------------------
A「こんにちは」
B「もうこんばんはだよ」
A「ほんとに?」
B「そうだよ、もう月も出ているし」
A「せっかく自分の場所を見つけようと思ったのに」
B「それなら、今が昼だと思えばいいよ」
A「どうやって?」
B「さっきみたいに、こんにちはって言うだけでいいんだ。君次第で世界は昼にも夜にも、白くも黒くもなるんだ」
A「なるほど、やってみよう、こんにちは」
B「こんばんは」
A「え!どうして?」
B「おれ次第でもあるからさ」
----------------------------------------------------------

店が終わって帰っているとき、マイちゃんが、まるでお父さんみたいだったね、マスター、と言った。
確かに、よく店に行って飲んでいるし、お金も使っているから、心配しているのはわかる。
でも、そういう話をされると、あんまり行かないほうがいいのかな、と考えてしまう。悲しい。


土曜日は、駅周辺で祭りだった。
蒸し暑い夜だったが、駅の周りはすごい人だかりだった。
お店でも、ナントカ祭り、と称して店のみんなが浴衣を着ている。
店に行く前に、マイちゃんに電話をかけると、ちょうど店に着いたところで、着替えをしていると言っていた。

店にはもう何人かのお客さんがいる。
俺と同じ山形出身で、フィリピンに帰ったママさんのダンナさんも、友人と一緒にいる。
俺と目が遭うと、ペコっと挨拶をしてくれる。
ちょっとカタギには見えないけど、優しい人だ。

別のお店の女の人が来ていて、みんなに浴衣を着せてあげていた。
前にも一度会ったことがある人で、そのときはかなり遅い時間で、その人も俺も酔っていた。
久しぶり、と声をかけてくれて、握手をする。素面は、優しい人で、にっこり笑ってくれた。
マイちゃんに、彼は彼女にメロメロだから、と俺のことを冷やかす。
マイちゃんが、エヘヘヘー、と笑った。
もう自分の店が始まるから、とすぐにその人は帰って行った。

店のなかは、扇風機が回っていて涼しかった。
その具合が、どこか夏を感じさせてくれて、気持ちがいい。
カラオケの画面からは、ボクシングのタイトルマッチが流れていて、俺と隣の山形のだんなさんは、それを見ている。

Iさんもきている。
Iさんはエヴァのお願いで、トウモロコシを買いに駅前に出掛けて行った。
最初、エヴァだってわからなかったよ。
えー、どうして?
だっていつもと違うから、髪型とかも。
キレイ(笑)?
きれいきれい(笑)
私、カンちゃんの味方してあげるね、パロパロしてもマイちゃんに黙っててあげる。
そう言って笑った。

浴衣が一番似合っているのはJBだった。JBは太っているので、よく似合う。
マイちゃんは、藍色の浴衣を着ている。よく似合っている。
エヴァに髪の毛をセットしてもらっている。キラキラしたアクセサリーを髪の毛につけている。
マイちゃん来るの遅いんだよ、本当はもっと髪の毛、ちゃんとセットしたかったのに、とエヴァが言った。

JBの娘さん(17)が浴衣を着て、店にやってきた。
まだ小さな妹ちゃんと、弟ちゃんも一緒だ。
ふたりとも小さくて本当にかわいい。ちっちゃくてかわいいねー、とエヴァと話す。
17歳の娘さんが、お母さん代わり、という感じで手を引いていた。
挨拶程度に顔を出した、という感じで、すぐに帰って行った。

今日、はいてないよ、とマイちゃんが言った。
浴衣を着るときはノーパン、と前から言っていたが、冗談だと思っていた。
ホントに?
ホントだよ、触ってみて。
お尻の辺りを触ると、本当にはいていない。
見えちゃうよ。
えへへ、と笑っていた。

みんなが暑い暑いと言っている。確かに浴衣は暑い。
エヴァが一番大変そうだった。

Sさんがやってきた。エヴァのお客さんだ。
Sさんもじんべえを着てきた。みんなに合わせたんだよ、と言っている。
Sさんは俺も仲が良い。大変ですよねとか、何の仕事でしたっけ?とか、いろいろと話をする。

エヴァが、暑いーと言いながら、Sさんになだれ込んでくる。
背中拭いて、とねだっていて、Sさんがお絞りで背中を拭いてあげている。
そのうち浴衣がはだけてきて、芸者みたいな感じになってきた。

写真撮って、とエヴァが自分のカメラを持って来て、俺がふたりを写してあげる。
ありがと、後で、マイちゃんと撮ってあげるから。

しばらくしてマイちゃんが座って、エヴァが、写真撮ってあげる、と言ってスタンバイする。
キュっと後ろから両手を回す。回した手をマイちゃんが浴衣の中に入れて、自分の胸に押し当てる。
エヴァがシャッターを切って、フラッシュが光る。
その後、不意にまたシャッターを切られて、スナップショット、などとエヴァが言って冷やかした。
そう言えば、写真を撮ったことはなかったなと思った。

しばらくして、Sで飲み友達になったTさんが、友達を連れてやってきた。
俺を見つけて、よう、と手を上げる。
久しぶりだった。
Sさんは、ミキのお客さんで、Sさんが来たということは、きっとミキも一緒なんだろうなと思ったが、いなかった。

Sさんと、その友達に声をかけた。
-久しぶりですね。
おう、そうだなー。
-最近、よく飲んでるんですか?
まあまあな、でも金ねえからさ、給料出たときくらいだよ、飲み行くのは。
-そうですか、俺もしばらくSに行っていないんで、向こうはどうですか?お客さんは常連さんばっかりですか?
そうだな、向こうの店も2人になったよ、女の子。
-聞きました。ミキとカナですよね。
隣に座っている友達の人も、どこかで見たことのある顔だなと思ってたよ、と俺に言った。
やっぱり楽しまないと!飲みましょう!
友達の人はとても元気の良い人だった。歌もよく歌っていたが、JBと一緒に歌えるくらいうまい。
よく見るエロがっぱのKちゃんもきていて、Sさんの隣に座っていたが、まるで映画のエンディングみたいだなー、と驚いていた。
Kちゃんはエロくて、俺もよくいじめられるが、すごく面白い人だ。

8月の夏休み。
海に行く計画が立てられている。
Iさんがいるところで、何日に行くんだっけ?と声を出して言ったら、ママさんが、シィー、と口元に指を立てた。
Iさんには内緒らしい。
いったい誰が行くのだろう?たぶん、Kちゃんは行くんだろうな。
エヴァのダーリン、Sさんも行くだろう。
それと俺か。
泊まりでキャンプするというので、楽しそうだ。晴れるといいな。

Sで知り合ったTさんは、ミキを待っている。
しかし、なかなかやってこない。
たぶん来ないよな、とマイちゃんと話している。
来ないよ、ミキ嘘つきだもん。

Tさんがかわいそうだ。ミキが来ると思ってずっと待っているのに。
ミキはいつもそうだ。
行く行くと言っておいて、ほとんど来ない。

マイちゃんが気を遣って、Tさんと飲んだりしている。
しばらくすると、Tさんとその友達は帰って行った。

店が終わった。
マスターは、俺に帰って欲しいようだった。
しきりにジェスチャーで、帰りなさい、と言っている。
怒っているなと思った。
店に残っているのは、先週も来ていたフィリピン人男性二人組みと、俺だけだ。
エイゴ、ハナセマスカ?とララキの一人に言われた。
話せないデス。
ああ、と残念そうな顔をするララキ。

しばらくすると、ララキ二人組みは帰って行って、入れ替わって別のPPの人たちが入ってきた。
ボウリング大会で知り合ったTさんと、その彼女のフィリピン人の人も一緒だった。
やあ、と挨拶する。Tさんも俺のことを気に行ってくれているらしい。

マイちゃんに飲みに行こうと誘ったが、ここでいい、と店に残った。
しかし、マスターが怒っているのが気になる。
料理をいくつか注文したが、素っ気ない態度だった。
ねえ、やっぱり怒ってるよね?
大丈夫よ、だって私たちがいてもいなくても、向こうのお客さんはきたわけでしょ?変わらないよ。
そうかなぁ。
気になっていると、マイちゃんがMのPP、Aに電話をかけている。
キッドに電話をしたが出ないらしい。
俺も、キッドの元彼、Kaに電話をかけたが留守電になってしまう。
店に電話をすると、アミとカナとミカがいるらしく、行くことが出来ないとわかった。
料理を食べ終わると、Tさんとその彼女さんに、じゃあねと手を振って、すぐに店を出た。
ふぅ、とため息をつくと、マイちゃんが、ふぅだって、と笑った。
怖かった?
怖いよマスター。
たぶんあれだよ、今日忙しくて、全然飲めなかったからストレス貯まってるんだよ。
でも昨日、マスターにいろいろ言われたよ、飲み過ぎないようにとか、お金は大丈夫かとかね。
毎日飲んでるわけじゃないんだから、大丈夫よねぇ。
まあね。
でも、心配してくれるのは良いことね。
うん。
タクシーに乗って帰った。

帰ってから、すこしたつと、Kaから電話がかかってきた。
さっきごめんね、電話しちゃって。
Kaはあんまり日本語が出来ないようで、ゴメンナサイ、アリガトウ、を繰り返している。
そうだ、昨日キッドから電話をきて、Kaの誕生日だから店にきて、と言われていたのだ。でも断った。
またね、と電話を切る。

今日、夜になってから、Sで知り合ったTさんから電話がきた。
また飲んでるかと思って、と電話をかけたらしい。
情報交換しよう、と電話を終えた。

何だか最近、横のつながりが増えてきた。
知り合いが増えるのはうれしいことだが、それによって束縛されてしまうのはよろしくない。
SのTさんは、俺がいつもマイちゃんの店で飲んでいることを知っている。またやってくるかもしれない。
Tさんは、ミキのアパートに迎えに行くくらいで、けっこうお気に入りだと思っていたから、番号交換しても大丈夫かなと思ったが、間違いだったかな。お金もあまりなくて、家で焼酎、なんて言ってたし。
うーん、まいったな。

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