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沈む陽。

今日、ピナのキッドのPPの面接に付き合ってきて、さっき帰って来た。もちろん、マイちゃんも一緒である。
そのPPは、マイちゃんの親友が最近、新しくオープンさせた店だ。
キッドは、今まで働いていたPPから、そちらのお店へ移ろうと考えている。
しかし、オーディションはあまりうまくいかなかったようだ。
キッドは日払いしてもらう条件を提示した。
そのPPの、マイちゃんの親友であるママは、予め確認していた電話のとき、日払いでもOKと聞いていた。
しかし、今日の面接のとき、社長に確認する、と言われたらしい。
電話のときはOKと言ったでしょう?とマイちゃんがタガログ語で反論したが、ダメだった。

その東京のPPは遠かったし、さっき帰って来たばかりなので、少し疲れてしまった。
また明日でも、ゆっくり書こうと思うけど、今週は苦しいことがあって、やっぱりPPで働く子と付き合っていくのは、つらいことが多いなと思った。

先週、マスターとケンカをしてしまった。
特に口論となったわけではないけれど、明らかにマスターの機嫌が悪くなっていくのがわかった。
俺が、マイちゃんと一緒にいたいばっかりに、わがままを言ってお店が終わったあとも、居座ってしまったせいだと思ったが、そんなことで怒ったわけではなかった。

マスターは、俺のことが心配になったらしい。
まだ若いし、いつも飲んでいるし、お金もよく使うからだ。
そのことをマイちゃんが話してくれた。

先週の日曜日のとき、マスターとマイちゃんが話をした。
マスターがこう言ったという。
「カンちゃん(俺)のことが心配だ、カンちゃんは自分の息子みたいでかわいい、カンちゃんにもしもつらいことがあって泣いてしまうことが、自分にとって一番悲しい」
マイちゃんは、こう反論した。
「私はマスターと何年もの間、ずっと一緒に仕事をしてきた仲なのに、どうしてカンチンのことが一番なの?」
俺は、複雑な心境になった。マイちゃんは俺にこう言った。
「ねえ、マスターはカンチンのことが一番心配なんだって。息子みたいだってよ。マスターは、私がカンチンのことを騙してるって思ってる。私のこと、信用していないのかしら」
違う、マスターはマイちゃんのことを信用しているからそういうことをきちんと話したんだ。
そう言ってなだめたが、何の慰めにもならなかった。
マイちゃんは、ある種の嫉妬を感じているのだと思った。
マスターに対する嫉妬、俺にマスターの一番を取られた嫉妬、それは様々だ。

それ以外にも、つらいことが多い。正直、自分の気持ちを制御することが精一杯なのだ。
マイちゃんが、別のお客さんへ接客していた。
そのお客さんは、マイちゃんのお客さんだ。前にも、何度か見たことがあって、エロいし、ベタベタするし、チューもする。
客がしてきているのなら、我慢できる。
でもマイちゃんが、喜ばせようと自分からそういうことをしている姿を見ると、つらくなってしまう。
昨日もそんな感じだった。
マスターの話をしたあと、その客のテーブルに移って接客をしていた。
そのとき、キッドに電話をかけて、その客のことを紹介したりしている。
そのとき、たぶん俺のことはどうでもよくなって、きっとその客とどこかへ行ってしまうんだなと思って、苦しくなった。
帰ってしまおう、と思った。
でも、その前に、マイちゃんにひと言文句を言ってからにしたかった。
だから、次にテーブルへ戻ってきたとき、言いたいことを言って、帰ろうと思った。

その客は、遅い時間まで居座って、帰っていった。
マイちゃんがテーブルへ戻ってきて、すり寄ってきたが、やめてよ、と言って退けた。気持ちが悪いと思った。
なんで?と言いながらも、どうして俺がそう言ったかは伝わっているようだった。
こうしてケンカが始まった。
「しょうがないじゃない、私だって仕事でやってるんだから」
そりゃわかるよ、仕事だからしょうがないっていうのは。でもつらいものはつらいよ。
「あたしだってつらいんだよ、だからわざと大きな声出して、みんなに聞こえるように話してたんじゃない」
それじゃさっきの、キッドに電話かけてたのはいったい何だよ。
「あれキッドじゃないよ、ミキに電話して、キッドのフリしたの」
え?だって、なんかそういう話してたじゃんか。
「ケイタイ見てもいいよ、かけてないから」
・・・いいよ、見なくていいよ。
「見てよ、疑ってるから」
ケイタイを見せて、何時何分にだれそれに電話をかけている、ということを説明するマイちゃん。確かに、キッドへの発信履歴はなかった。
「ほら、してないじゃない」
・・・もういいよ。
「いいよじゃない!疑ってるんでしょう?」
・・・疑ってないよ。
「疑ってるよ!信じてないでしょ?半分信じて、半分信じてない。わかるもん」
信じてるよ、信じてるからこういうこと言ってるんだよ。
「嘘だよ、信じてないよ」
俺はただ、他の客とあんなふうにするのがつらい、と言いたいだけだった。
でも、仕事だからしようがない、そのことを否定するということは、マイちゃん自身を否定することになってしまう。彼女はこの仕事を、今まで何年も続けて、生活してきたのだ。
でも、やっぱりつらいよな。

いったい何が真実で、何が嘘なのかがわからなくなった。
そもそも、真実であるとか嘘であるとか、そういった考えそのものが、幻想であるような気がしてきた。
それを追い求めてもきっと何も確かなものは得られないと思った。

そうやってひとしきりケンカをしたが、結局帰らなかった。
意地悪な質問をされて、何もいえなくなってしまったせいもある。

途中でキッドの店に行くことになって、タクシーに乗った。
店の前でタクシーを降りるとき、カナに見つかりそうになって慌てふためいたりしながら、キッドと飲んだ。

その後、オカマパブのメンバーが大勢店にやってきて、食事を始めた。20人くらいいたかもしれない。
一人のフィリピン人オカマが、マイちゃんに挨拶している。
近くで見るとやはりデカイな。身長が。
ロリータっぽいワンピースを着たオカマが、チラチラ俺を伺っている。
あ、あの金髪の人、テレビで見たことある。

そのあと、しばらくして店を出る。
キッドはそのとき、明日面接に行く、と言った。
マイちゃんは昼間、教会のミサに行った。
今度一緒に行こうか、と話をする。

今日、キッドの面接が終わって帰って来たあと、マイちゃんを店まで送った。本当は休みにしたかったが、ママにダメと言われたらしい。
俺と一緒だったことは、みんなに言っていない。

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