トップページ > スポンサー広告 > スポンサーサイト

トップページ > 日記 > 閉店

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

閉店

新年明けましておめでとうございます。
仕事初めですね。みなさん、さぞ憂鬱な気持ちで会社へと足を運んだことでしょう。
今年の初仕事は、グループ会社のSEO対策。懐かしい響きですね、SEO。Serach Engine Optimization、サーチエンジン最適化。
たまにWeb開発業者から売り込みの電話がかかってきて、SEO対策してますか?と聞かれたら、弊社は私が対策してYahooで3位に入ってますって言うのが勝った感じがして快感です。SEO対策なんぞで何十万もかかるなんて信じられない。逆に目立ちすぎてスパムの処理が大変ですわ。

さて、前回のブログでも書きましたとおり、お店が閉店となりました。
最後はみんな、仲良く終わりたいと思ってたんですが、なかなかそうもいかず、従業員たちとママとの信頼関係が薄れ、逃げるようにして去っていきました。
どこの店でもそうなんでしょうか、閉店間際といのは取られますね、金を。

店は28日の日曜に最後の営業だったのですが、俺は27日の夜、店に行こうかどうか迷っていた。
ママと、チーママであるエヴァとの関係がギクシャクしてしまい、エヴァは俺の姉のように思っていて好きだったし、ママはママで俺に良くしてくれていると思っていて、最後なのに店に行かないとはいかがなものかと思案し、取り合えずマイちゃんに相談してみようと電話をかけた。マイちゃんはすでに店を休んでいて、その口実はインフルエンザだったが当然ウソである。
ただ風邪をこじらせていたのは本当で、その2日前の木曜日に、エヴァが早くも別の店でアルバイトをしているというので、マイちゃんと一緒に行ったときもその小さな顔に不釣合いなほど大きなマスクをくっ付けていた。
「行かないほうがいいよ、明日も行くんでしょう?ダブルじゃない、いっぱい取られるよ、どこの店でもそう、私が前に働いていた店でも閉店するときいっぱい取ったんだから、お金」
それでも俺が迷っていると、エヴァに電話してみて、と言われた。電話を切ったあと、エヴァからメールが入り、明日にしたほうがいい、ビデオでも見て寝たほうがいいよ、たぶん今日はお客さんいっぱいだよ、と制される。
エヴァの言うことはちゃんと聞き入れようと、その日は家で過ごすことに決めた。たぶんマイちゃんがエヴァに連絡してくれたんだろうと思う。俺がエヴァの言うことは聞く、ということをマイちゃんは良く知っている。

しかし、そう簡単に休ませてくれないのがお客たちである。しはらくするとママから着信。これはシカトである。すると次に従業員のMLから、○○さんが待ってるって言ってる、とメールが入る。これも何とか放っておいたが、日付が変わる頃、酔っ払いの客から俺の携帯に直接電話が。誰だ教えたのは。
△△さんから呼ばれた、とエヴァにメールすると、絶対だめ!と即返事が返ってきた。
こうして何とか事なきを終え、翌日は19時から、エヴァとマイちゃん、マイちゃんの友達で店の従業員であるキッドマン、あ、キッドマンは前に書いたブログに出てきたな、そしてキッドマンの彼氏で中指のないSさんとで忘年会ということで、駅前のホルモン焼き屋に集まった。
これがみんなと一緒に会える最後のときであった。

ホルモン焼き屋では、ママが悪い方向に変わってしまったこと、前のママは良かったなという昔話、俺に対する"お前は優しすぎる"、"嘘を付くことを覚えなさい"という軽いお説教、など、盛り上がる。
今日が最後の仕事だが、明日は店の掃除があるそうだ。その掃除のときの給料は出ない。私たちはこれまでもタダで掃除を手伝ってきた、たまに休みだからゆっくり寝たり自分の時間を過ごしたいのに、休みの日まで掃除をさせられるのはおかしい、今日給料をもらえるのだろうか、ママのことだから掃除が終わってから渡すに違いない、今日給料を渡したら掃除に来てもらえなくなるからと考えているからだ。
しばらくすると、エヴァがホモのKNちゃんを呼んだ。あ、ホモというかそれはただのキャラで、いつも俺にちょっかいを出してくるが実は冷酷な人間なのである。でも話はよく聞いてくれるので、良い人だと思っている。
今日のKNちゃんはホモキャラではなく、冷酷なKNちゃんであった。エヴァがしきりにママの悪いところを聞いてもらおうと話すがKNちゃんは、そんな店の話はどうでもいい、お客はただ楽しみたいだけだとすっぱり切り捨てる。
こういうとエヴァはやけになるが、確かにKNちゃんの言うことは的を射ている。まあ俺は裏の話を聞くのも楽しいけどね。

店行きたくないなー、とみんなが言い出す。時間はもう21時を回っている。
マイちゃんはインフルエンザということで辞退し、全員が一斉に店に入ったらさすがに怪しまれるだろうという常識的な俺の意見が通って、先にエヴァ、次に俺、最後にキッドマン(なんで?)という順で店に入る。
店に入ると、中国人で別の店のホステスのKちゃんが、妹といつものお客を連れて飲んでいる。妹は化粧のせいか靴底みたいな顔をしていた。
店の奥ではオーナーとママの妹の彼氏が飲んでいる。
ほどなくしてKちゃんが帰り支度を始める。別の店で飲むという。会計したときの金額が見えた。高いと思った。Kちゃんも不審そうな顔をしたが、何も言わず、カンちゃんも一緒に飲みに行く?と聞いてきたが、断った。Kちゃんは珍しく領収書をもらって帰っていった。

この日のママは、焦っているように見えた。今月の売上が足らない、ということや、何か別のことに追われているように見える。ママは、店の従業員たちから嫌われ始めていると認識しているのだ。
ここ何日間か、エヴァは本当に元気がなかった。
一度目、いつかの土曜の夜、自分を彼女だと勘違いしているお客と店が終わった後にアフターし、そこでそのお客に殴られたという。
後日そのお客がネックレスを持ってエヴァに謝りにきたが、エヴァは絶対に許さない。どうしてここにいるの?とお客をなじり、イライラして途中で帰らせてしまった。それがママとの間に溝が出来るきっかけだった。それ以降、ママとエヴァは会話を交わしていない。
二度目、別のお客が何かに怒り、エヴァの目の前で焼酎のボトルを振り回して叩き割った。
このとき、店は騒然となって、別のお客がその行為に憤慨し、説教を始め、弁償代を払わせて帰らせた。
もう噛み合わせが悪くなった歯車は元には戻らなかった。マイちゃんはインフルエンザと嘘を付いて店を休み始め、エヴァとママとの間には常に険悪な空気が漂い、キッドマンははっきり言う人だからママと衝突する。店のボロボロになった。

そんな最後の夜、見たことのない二人連れのお客が入ったが、ママは挨拶も接客もしなかった。
そのお客が帰り際、私はこの店が好きよ、ママはおつまみも出してくれないけど、ねえこの料金高くない?高いわよ。
伝票みせればいいんだよ、とママがMLに指図し、MLが伝票を持ってそのお客の下に行くと、ママが怒った口調で、これでも安くしたんだよ!と伝票を叩きつける。
もうお仕舞いだなと思った。エヴァは笑えない顔のまま、お疲れ様でしたと、ひとり店を去った。
俺はキッドマンの彼氏の車に乗って送ってもらっているとき、エヴァに電話して大丈夫か?と聞いた。大丈夫ではないけど、まあ仕方ないよ、元気でね、と電話を切る。
寂しい夜になってしまった。

しかし、エヴァとマイちゃんとMLは、なんとか3人で働ける次の店がないかと工面しているところである。
何とかあればいいけれど。。。

スポンサーサイト

日記 | trackback(0) | comment(0) |








ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

kurosawakan

Author:kurosawakan
ご覧のとおり、アホ日記。

最近の記事

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

FC2ブログランキング

FC2ブログジャンキー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

RSS FeedRSS Feed (RSS 1.0)


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。